2020年10月12日(月)。
平成30年6月13日、2020年(令和2年)に限り、2019年までは「体育の日」として祝日だった10月第2月曜が平日になることが法律で決定しました!
そしてこの体育の日、実は2020年から名称が変わって、体育の日からスポーツの日に変わります。
しかし、名称が変わるだけなら分かるのですが、なぜ10月の第2月曜が平日になってしまったのでしょうか?
それがなぜだか気になったので、今回は2020年に限り10月の第2月曜が平日になっ理由を徹底的に調べてまとめてみました!
このページでは、2020年の10月第2月曜がになった理由に合わせて、スポーツの日(旧体育の日)の由来や歴史についてもお話ししていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
2020年10月のカレンダー
まずは、2020年10月のカレンダーから確認してみたいと思います。
こちらです。

10月第2月曜は、12日です。
カレンダーを見てみると、確かにこの日は祝日ではなく平日を示す黒色になっていますね。いつもなら、10月第2週にやってくるはずの3連休が無くなっています。
10月第2週の3連休と言えば、夏の暑さもようやく収まって、爽やかな秋の空気に包まれた最高の行楽シーズンの中での3連休になりますから、それが無くなるのはかなり悲しいことですよね(>_<)
2020年第2月曜が平日になった理由
次は、2020年の第2月曜がスポーツの日(旧体育の日)の祝日ではなく、平日になった理由をお伝えします。
こちらです。
五輪特措法により、2020年スポーツの日が、10月第2月曜から7月24日に移動になったため
そう、このように10月第2月曜が平日になったのは、東京オリンピック開催が理由です。
上記のような理由で2020年のスポーツの日の祝日が移動になりましたが、肝心のオリンピックがコロナウイルスによるパンデミックの影響で延期になってしまいました。
そうすると、スポーツの日がこのまま変更された日のままなのか、元に戻るのかが気になるところですが、予定通り変更されたままとなり、10月12日(月)の平日が確定しています。
その辺りの理由については別ページで詳しくお話していますので、気になる方はこちらにも遊びにきてくださいね。
東京オリンピックを無事に成功させるために設けられた「五輪特別措置法」という法律があります。
その法律の中で、開会式前後の日と閉会式前後が連休になるように、このスポーツの日も含めて3つの祝日が下記のように移動になりました。
五輪特措法で移動となった祝日!
- 【海の日】7月第3月曜→7月23日(木)
- 【スポーツの日(旧体育の日)】10月第2月曜→7月24日(金)
- 【山の日】8月11日→8月10日(月)
このように祝日が移動することによって、東京オリンピックの開会式である7月24日(金)と、閉会式である8月9日(日)の前後が、土日を含めてそれぞれ4連休と3連休になります。
連休にした理由は、開会式と閉会式の前後は各国の要人やオリンピックに出場する選手の移動が増えて、交通規制や大規模な警備が必要となってくるからです。
その時に、平日であれば普通の人の移動も多いため、休みにして通勤や通学などの人の移動を少なくし、それらを少しでもやりやすくするために祝日の移動が行われたのですね。
※移動になった残りの2日の祝日、「海の日」と「山の日」については別ページで詳しくお話していますので、気になる方はこちらにも遊びにきてください(^^)
スポーツの日の由来と歴史
最後に、これまでお話したきた祝日であるスポーツの日(旧体育の日)の由来と歴史をお伝えします。
スポーツの日の由来
まずは、スポーツの日の由来からお伝えします。
スポーツの日は、2019年までは体育の日という名前の祝日で、その由来は下記の通りです。
1964年に開催された東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して、1966年より10月10日が「体育の日」として祝日に制定された
そう、これはご存知の方も多くいらっしゃるとは思いますが、10月10日は、日本で初めてのオリンピックが開催された、1964年の東京オリンピックの開会式が行われた日だったのです。
それを記念して10月10日、「スポーツをすることによって、健全な心身を育むことを」を趣旨とした祝日「体育の日」が1966年より始まることとなりました。
スポーツの日の歴史
次はスポーツの日の歴史です。
スポーツの日の前身である体育の日が制定されたのは、上記の通り1966年です。
体育の日が始まってからはしばらく、1964年東京オリンピック開会式が行われた10月10日が祝日となっていました。
しかし、ハッピーマンデー制度の登場によって、2000年からは10月10日という固定日ではなく、10月の第2月曜日が祝日の日となりました。
それ以降は、10月の第2週にやってくる3連休として、日本中で定着していきました。
夏の暑さもすっかり収まり、とても爽やかな秋の空気に包まれた3連休。
文字通りスポーツを楽しむのも良し、旅行に行っても良し、そして様々なところで行われるイベント行っても良しの、とても貴重な3連休だと思います。
そして2020年からは、祝日の日が「体育の日」から「スポーツの日」に改称されました。
これは、体育というとどうしても学校の授業をイメージしてしまいがちになりますので、そうではなく、国民のみんながスポーツを楽しめる日という意味をより明確にするために、このような名前に変わりました。
そして来年の2021年ですが、オリンピック延期の影響で再度同じようにスポーツの日を移動することが検討されていますが、まだ正式には決まっていません。
もし祝日の移動が正式に決まったら、またこのブログでも取り上げたいと思います。
まとめ
以上で、2020年に限り、10月第2月曜が祝日ではなく平日になった理由についての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- 2020年から、体育の日はスポーツの日に改称!
- 2020年10月の第2月曜は祝日ではなく平日!
- 2020年に限り、スポーツの日は7月24日!
- 移動の理由は、東京オリンピックのため
- 2021年からは、元の10月第2月曜に戻る
私個人としては、絶好の行楽シーズンに来る3連休が無くなるのはとても悲しいですが、でもまあオリンピックのためならしょうがないかなといった感じです。
今年は仕方ないですが、3連休に戻ったら、秋の行楽シーズンをまた思いっきり楽しみたいですね!
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