直観力。
読んで字のごとく、人間の持っている直感の力のことですよね。
多かれ少なかれ人間なら誰でも持っている力で、あなたもきっと直感に従って上手くいったという経験があるのではないかと思います。
しかし、では「直感とは何か」と聞かれると、いまいち説明できないものです。
私もそうでしたが、このあいだ「7つのチャクラ」という本を読んで、直感とは何かを人生で初めて正確に理解できました。
このページでは、そんな 「7つのチャクラ」という本を読んで分かった、人間に与えられた直観力とは何か?についてお話していきたいと思います。
直観力とは?
それでは早速ですが、この本に書いてあった人間の持っている直観力とは何かをまずは一言でお伝えしたいと思います。
こちらです。
人間に備わった、今やるべきことを判断する能力。
このように、直感力とは、人間が持っている今やるべきことを判断する能力となります。
もちろんこれはある特定の人だけが持っているわけではなく、人間なら誰でも持っています。
そしてみんな、無意識のうちに直感に従っていまやることを決めているのです。
良く言われていることですが、人間の顕在意識というのは氷山の一角で、人間がどんな行動をとるかはほぼ潜在意識で決まっています。
その 潜在意識から今どんな行動をすべきかが自然と湧き上がってくるのが、直感なのですね。
こんな素晴らしい能力が、人間には備わっていたのです。
人間に無い能力
先ほどお話した通り、人間には直観力がありますが、それと似たようなものではあるものの、人間には無い能力というのも書かれていました。
この章では、「7つのチャクラ」に書かれていた、人間には無い能力をお伝えしたいと思います。
未来予知能力
直感力と雰囲気は似ていますが、未来予知能力は人間には無いとのことです。
未来予知能力とは、いつどこで災害が起こるとか、競馬の結果が分かったりすることなどですね。
そして、直観力と未来予知能力は良く混同されていて、直感=未来予知みたいなイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、この2つは全く違うものだったのですね。
未来予知は、取り分け自分に都合の良いことを予知したいことですよね。
例えば、災害を予知して逃げたり、競馬の結果が分かって大儲けしたり。
でも、神様はこんな自分だけ都合が良くなるための能力は与えてくれていません。
こんな能力は、人間には無いのです。
対して 直観力は、人類全体が進化するために、個人が今何をすべきかという壮大な観点で今やるべきことが示されます。
そのため、特に自分だけに都合が良い方向にはならず、むしろ自分にとっては嫌なことだったり辛い方向になることも多々あります。
人類の魂の成長を促すための行動を、神様が示してくれるのが直感力といった感じですね。
理由を知る能力
あと、もう一つ人間には無い能力があります。
それは、理由を知る能力です。
その理由というのは、下記のようなものです。
- 何のために生きているのか?
- なぜ私はこのような行動をしているのか?
- なぜ私だけこんな目に合うのか?
- 自分の境遇はなぜこうのようになっているのか?
などです。
どれも、ついつい考えてしまうことですよね。
でも、 残念ながら、神様はその理由を知る能力を人間には与えてくれませんでした。
もしかしたら、壮大な神様の計画によって人類はどんどん進化しており、一人ひとりには今ここに生きている理由があるのかもしれませんが、その理由は私たちには決して分からないのですね。
これは例えていうと、もし自分が神だとしたとします。
その時に、心臓の細胞に求める役割は、全身に血液を送ることですよね。
なので、心臓の細胞にはその能力があれば言いわけで、わざわざ心臓の細胞になぜ自分がそのような仕事をしている理由が分かるような能力を与える必要はないわけです。
心臓の細胞は全力で血液を送る仕事に従事できる能力があったら良くて、なぜそのような役割をしているのかを理解するための能力なんて余計なだけでいらないですからね。
このように、多少さみしい気持ちはありますが、人間は決して自分の生きている意味を知ることはできないのです。
この2つは絶対に分からない
以上のように、人間にとって、未来のことや生きている意味は決して分からないことになります。
これは、人間が空を飛べないのと全く同じことです。
人間には空を飛べる能力が無いから空を飛べないように、未来予知や自分の存在理由を知る能力がないのでそれらのことはできないのです。
なので、将来のことが不安で悩んだり、自分の存在意義が分からなくて悩んだりしたときに、それらの答えは決して分からないと心にとどめて置くことが必要です。
将来のことや、自分の存在意義を考えること自体は大事なことだと思います。
でも、この2つは考えても分からなくて絶望的な気分になる自分への問いかけでもあるので、その点は注意が必要かなと思います。
しかし、この2つは人間には絶対に分からないということを知っておきさえすれば、答えが出ずに絶望的な気分にならなくてすみます。
だって、人間にはその答えを知る能力がないので、分からないのが当たり前なのですから。
この事実を知った時、私は生きるのがとても楽になりました。
「今を生きる」の本当の意味
自己啓発本やスピリチュアルの本を読んでいると、良く 「今を生きることが大事だ」ということが書かれています。
私は、この「今を生きる」というのがどういうことなのか、この本を読むまで理解できていませんでした。
この本を読むまでは、自己啓発本では良く過去や未来に囚われるなと書いてあるので、過去や未来を切り離して、今のことだけに集中すれば良いのだと思っていました。
でも、このやり方では上手く行きませんでした。
どうがんばっても、過去や未来を切り離すことができないのです。
未来に何か嫌な予定があればやっぱり嫌な気分になりますし、過去なんて切り離そうとしても切り離すことなんてできません。
もし本当に切り離すことができてしまったら、それはもはや記憶喪失、自分ではなくなってしまいますよね。
しかし、この7つのチャクラという本を読んで、ようやく「今を生きる」ということの本当の意味が分かりました。
その意味とは、人間に与えられている直観力を最大限に働かせて、今やるべきことをやり続けるということです。
これまでもお話してきましたが、人間には未来に何が起きるかを予知する能力や、自分の存在や行動の理由を知る能力はありません。
でも、 「今何をやるべきか」ということに関しては、神様から「直観力」という形で頂いています。
その直観力を最大限に働かせて、今やるべきことをやり続ける。
これが、本当の意味での「今を生きる」ということだと思います。
終わりに
以上で、「7つのチャクラ」を読んで分かった、直観力についての話を終わります。
この本は、もともとチャクラについて興味があって買って読んだのですが、内容もかなり深く、直感力についての理解も深めることができました。
もちろん、人間のチャクラについても非常に詳しく書かれていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください(^^)
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