新幹線のぞみ号の座席とは?自由席や喫煙ルームの位置などを大特集!

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のぞみ号の座席

「のぞみ」の座席。

東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に乗るときに、最も気になることの一つですよね。

自由席にするのか指定席にするのか、また、窓側や通路側のどちらに座るかなど、座席について悩むことも多いです。

そこで今回は、「のぞみ」の自由席・指定席の号車や各座席の特徴、喫煙ルームの位置などを大特集してみました!

このページを見れば「のぞみ」の座席に関することが全て分かるようになっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくだいね(^^)

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自由席・指定席・グリーン席の位置

まずは、最も気になる自由席・指定席・グリーン席の位置をお伝えします。

のぞみの自由席・指定席・グリーン席の位置は、通常期と3大ピーク期(お盆・年末年始・ゴールデンウィーク)で自由席の有り無しの違いがありますので、それぞれ分けて説明します。

通常期

まずは、通常期の自由席・指定席・グリーン席の位置です。

分かりやすく図にすると、それぞれの位置は下記の通りとなります。

この図の通り、通常期の「のぞみ」は自由席は1~3号車、指定席は4~6・11~16号車、グリーン席は8~10号車となっています。

また、7号車は「S work車両」というビジネスパーソン向けに特化した指定席が設定されています。

それではここから、各席についてもう少し詳しくお話していきますね。

自由席の位置

自由席の位置は、1~3号車です。博多側よりの先頭車両から3両目までですね。

自由席は、その名の通りどこでも自由に座って良い席です。

メリットとしては、自由席の車両の中であればどこでも自由に座れること、指定席よりも料金が安いことがあります。

デメリットとしては、混雑しているときには座れないかもしれないことや、良い席に座るために乗る前にホームで並んでおかなければならないことがあります。

指定席の位置

指定席の位置は、4~6号車・11~16号車です。

指定席の場合は、予め席を予約する形になるので必ず座れるというメリットがありますね。

また、席が他の人に取られるということもないので、列車がくる前に無理にホームに並んでおく必要も無いのも良いですね。

「S work車両」の位置

ビジネスパーソン向けの指定席である「S work車両」の位置は、7号車です。

「S work車両」は指定席の一部ではあるのですが、新幹線の中でも仕事をしたいビジネスパーソンにとってありがたいメリットがたくさん盛り込まれています。

そのため、移動時間も有効に使って仕事をしたい場合は、こちらの「S work車両」が便利です。

※「S work車両」の詳細は、JR東海のこちらのページをご参照ください。→JR東海「S work車両」

※また「S work車両」の一部の列車では、追加料金が必要にはなりますが、個室空間でさらに仕事のしやすい「ビジネスブース」というものがあります。ビジネスブースの詳細は、こちらをご参照ください。→JR東海「ビジネスブース」

グリーン席の位置

グリーン席は、8号車~10号車です。

グリーン席は、他の座席と比べてグレードの高い座席でより質の高いサービスを受けることができます。

しかしその分、料金はお高め。グリーン席は一度は乗ってみたい憧れの座席ですが、なかなか乗るのが難しい席でもありますね。

3大ピーク期

次は、3大ピーク期(お盆・年末年始・ゴールデンウィーク)の自由席・指定席・グリーン席の位置です。

こちらも分かりやすく図にすると、それぞれの位置は下記の通りとなります。

この図の通り、3大ピーク期の「のぞみ」は自由席は無し、指定席は1~7・11~16号車、グリーン席は8~10号車となっています。

こちらが3大ピーク期の座席になるのですが、通常期との違いは自由席が無くなって、全車指定席になっていることです。

なので、3大ピーク期の「のぞみ」に乗ろうと思った場合は自由席が無いので注意が必要になります。

ただし、デッキなどに立って乗る場合は、自由席特急券でも「のぞみ」に乗って良いことになっています。

また、通常期だと7号車は「S work車両」というビジネスパーソン向けの指定席に設定されますが、ピーク期には7号車も通常の指定席に戻ることがあります。

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各座席の料金

次は、自由席・指定席・グリーン席の料金についてお伝えします。

座席によって必要な料金は違ってきて、主要駅間の正規料金はそれぞれ下記の表の通りです。

東京⇔
自由席
指定席
グリーン席
名古屋間
10,560円
11,300円
14,960円
新大阪間
13,870円
14,720円
19,590円
岡山間
16,600円
17,770円
23,840円
広島間
18,380円
19,760円
27,020円
博多間
22,220円
23,810円
31,070円

自由席、指定席、グリーン席の順で料金が高くなっていますね。

そしてやっぱり、グリーン席は別格のお値段です。

ちなみに、自由席の料金は、「ひかり」や「こだま」と全く一緒です。

しかし指定席の料金は「ひかり」や「こだま」と比べると少し高く、区間にもよりますが「ひかり」や「こだま」の指定席料金よりも数百円くらい割り増しになっています。

これは、「のぞみ」が一番速いのでそのサービスに対する割り増し料金ということですね。

指定席の切符で自由席はダメ?

自由席の切符で指定席の座席に座るのはもちろんNGですが、逆の場合、指定席の切符を持っていて自由席に座ることはできるのでしょうか?

実は、この場合もNGになります。指定席の切符の方が高いのでそれで自由席に乗っても良さそうなものなのですが、基本的にはダメなのですね。

これは、それを許してしまうと一人で2席分の座席が占有されてしまうことになり、鉄道会社にとっても自由席を利用したいお客さんにとっても不利益になるといった理由があるからです。

ただ、特例として自分の買っていた指定席の列車に乗り遅れた場合は、当日の後続列車に限り指定席の切符で自由席に乗ることが認められています。
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座席表と各席の特徴

次は、「のぞみ」の座席表と、それぞれの座席の特徴についてお伝えします。

普通車(自由席・指定席)の座席表

まずは、普通車の座席表とそれぞれの座席の特徴です。

普通車は自由席と指定席の車両に使用されており、その座席表は下記の通りです。

新・のぞみ座席表2

「のぞみ」の普通車の座席は、2列+3列の計5列シートになっています。

番号は博多側の座席から1、2・・・と割り当てられていき、東京側になるほど番号が増えていきます。東京側の番号がどこまであるかは号車によって違い、13~20番までのいずれかになります。

アルファベットについては、博多側に向かって左側がA~C席、右側にD・E席という座席になっています。

この座席に関してですが、縦列はどこに座ってもあまり変わりませんが、横列はどこに座るかで乗り心地が変わってきます。

そこで、ここからは更に詳しくA~E席にどんな特徴があるのかについてお話します。

A席

一番人気のある座席です。海側の窓側になりますので、新幹線からのキレイな景色を堪能できます。また、となりのB席が人気がないため、となりに人がいない可能性も高いです。

デメリットとしては、通路までが遠くて、トイレに行ったり車内販売の品物を買うのが一番やりにくい席というのがあります。

そのため、この席は景色を堪能したい人や静かに移動したい人にはベストですが、あまり人に気を遣わせたくない人にとっては不向きです。

B席

ここは、あまり人気のない座席です。窓側でもなく、通路側でもないし、両側の人に挟まれます。あまりメリットが思いつきません。

そのため、B席はもうそこしか空いていないときにやむなく選ぶといった感じの席です。

C席

新幹線のほぼ中央にあるので窓からの景色は期待できませんが、ここは最も気兼ねなく座れる座席です。

通路側の座席なのでトイレなどで座席を立ちたい時も人を乗り越えていかなくても済みますし、車内販売の品物も買いやすいです。また、となりのB席が人気が無いのでそこに人がいない場合も多いです。

このように「景色なんて見なくていいからなるべく誰にも気を遣うことなく新幹線に乗りたい」という人はC席が一番良いです。

D席

通路側の席なので、C席と同様にトイレも行きやすいし車内販売も利用しやすいです。

ただ、となりのE席は人気で人がいる確率が高いので、となりに誰もいないという状況にはなりにくいです。

E席

A席と同じく窓側で人気のある席ですが、山側になるため景色としては海側よりも少し劣ります。

ただ、窓側ですがA席よりも通路から離れていないので、トイレや社内販売の利用はA席よりはしやすいです。

そしてもし、新幹線から富士山を見たい場合はE席側の窓からになりますので、その場合はしっかりとE席を押さえましょう。

グリーン車の座席表

次は、グリーン車の座席表です。

これはもちろん、全てグリーン席の座席になりますね。

新・のぞみ座席表3

「のぞみ」のグリーン車の座席は、2列+2列の計4列シートになっています。

番号や座席ごとの特徴は普通車と変わりませんが、やはり違うのは何と言っても広さと快適さです。

普通車より座席が1列少ない分、1座席当たりの広さが増えてゆったりと座ることができます。

また、レッグウォーマーや読書灯があったり、リクライニングが電動だったりと普通車では得られないグリーン席ならではの快適なサービスを受けることができます。

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喫煙ルームがある車両の位置

次は、喫煙ルームがある車両の位置です。

現在「のぞみ」は全て最新型の車両であるN700系で運転されていますが、この車両は全席禁煙のため席でタバコを吸うことはできません。

そのため、タバコを吸いたい場合は喫煙ルームで吸う必要があります。

そして、「のぞみ」の喫煙ルームは下記の図の通りの場所にあります。

ご覧の通り喫煙ルームの位置は、

  • 3号車(自由席車両)
  • 10号車(グリーン車)
  • 15号車(指定席車両)

となっています。

このうち、10号車の喫煙ルームはグリーン席利用者専用となっており、グリーン席の切符を買っていないと利用できません。(ただし、設備自体は特に豪華という訳ではなく、他の喫煙ルームと同じです)

個別の車両ごとの喫煙ルームの位置は、3号車については博多方面側、7号車と10号車については東京方面側の車両の端にあります。

タバコはここでしか吸えませんので、タバコを吸われる方はなるべく喫煙ルームの近くの座席に座ると便利です。

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コンセントの位置

最後は、コンセントの位置です。

「のぞみ」に使用されているN700系車両には家庭用の100V電源が取れるコンセントが設置されていていますが、それがどこについているのかをお伝えします。

N700Sの場合

2020年7月にデビューの最新型車両の700系「N700S」では、遂に全席に100Vコンセントが実装されました!

コンセントは、ひじ掛けの前の方の部分についています。

東海道・山陽新幹線では、普通車では長らくコンセントが窓側の席にしかありませんでしたが、この車両でようやくその不便さが解消されました。

やはり全席にコンセントが付いていると気兼ねなく使うことができますから、とてもありがたいですね(^^)

N700Aの場合

従来型の車両である「N700A」の車両では、全席にコンセントは無く、自由席・指定席に使われている普通車では窓際の座席であるA席とE席の足元にあります。(その車両の最前列と最後列には、A~E席全てにコンセントがあります)

N700系コンセント位置

ただ、これはA席とE席の足元にあるというだけで、他の座席の人が使ってはいけない訳ではありません。

どの座席の人でも、このコンセントを使うことができます。

しかし、やはり一番気兼ねなく使えるのは端っこの席のため、コンセントが使いたい人はA席がE席に座るのが良いかもしれません。

また、グリーン車では「N700A」車両でも全席についています。(位置はコンセントは各座席のひじ掛けの部分です。)

やはり、グリーン車のサービスは普通車と違って充実しておりますね。

まとめ

以上で、新幹線のぞみ号の座席についての話を終わります。

まとめると、下記の通りです。

  • 自由席は、1~3号車
  • 指定席は、4~6・11~16号車
  • ビジネスパーソン向け指定席「S work車両」は、7号車
  • グリーン席は、8~10号車
  • 3大ピーク期(お盆・年末年始・GW)は、自由席が無くなり全車指定席になる
  • 普通車(自由席・指定席)の座席は、3列+2列の計5列シート
  • グリーン車の座席は、2列+2列の計4列シート
  • 座席は全席禁煙、タバコを吸うときは喫煙ルームへ
  • 喫煙ルームの位置は、3・10・15号車(10号車はグリーン車利用者専用)
  • 「N700S」車両では、全席にコンセントがある
  • 「N700A」車両では、普通車でコンセントがあるのは窓側の席のみ

「のぞみ」の自由席・指定席の位置や、座席の特徴、喫煙ルームの位置なども合わせて知ることができました。

これで「のぞみ」の座席については全て分かりましたので、これからは迷うことなく自信を持って「のぞみ」に乗ることができますね(^^)

また、「のぞみ」の停車駅に関しては別ページで詳しくお話していますので、もし興味がありましたらこちらにも遊びに来てくださいね!

新幹線のぞみ
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2件のコメント

JRのみどりの窓口でちょうど1か月前に切符を買いました。「お席の希望は窓側とか通路側とかありますか?」と聞かれ、特に希望はありません、と答えたのですが、あとから富士山が見える側がよかったなあと思って調べたら、行きも帰りもE席を取ってくれていて、やはり1か月前だからいい席を取ってもらえてよかったと思いました。

あじさいかあさんさん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
コメントありがとうございます!
JRの職員の方が、希望なしでもE席を取ってくれたんですね。
富士山が見れる側の席で良かったです✨
新幹線から見る富士山は、また一味違った素敵な富士山に見えますよね。
何事も、早め早めで行動すると、いろいろ良いことがありますね

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