仕事は会社に行ったら100点!減点法より加点法で考える理由とは?

スポンサーリンク

仕事は、会社に行ったら100点!

私も普段はサラリーマンとして働いているのですが、仕事をする上で常にこのように考えるようにしています。

「人間、生きてるだけで100点」ある心理カウンセラーの方が言われている、私の好きな言葉です。

そして私は、仕事にもこの言葉が当てはまるのではないかと思い、このように考えるようになりました。

今回は、私がそのように考える理由についてお話ししていきます。

スポンサーリンク

社会人4年目で、うつ病になる

私は、社会人4年目、26歳のときにうつ病にかかりました。

今はもうほとんど良くなって、昔通りの生活を送れているのですが、当時の地獄のような苦しみは今でも忘れることができません。

うつ病というのは、本当に生き地獄です。

生きる気力がなくなって何もできなくなるのに、地獄のような苦しみだけが永遠と続く。

本当に、死ぬほど辛かったです。

自分がなぜうつ病になったのかを振り返ってみると、仕事に対しての考え方が非常にまずかったと思うことがあります。

それは、自分自身の仕事の評価を、減点法で行っていたことです。

そのことが、自己評価を極端に下げてしまい、自分の精神を苦しめていたのです。

学校教育は、基本的には減点法

なぜ自分が減点法で物事を見るようになったかを考えると、その原因は学校教育にあるのではないかと思います。

学校教育というのは、基本的には減点法です。

テストは100点満点であり、100点以上はありません。

100点という最高得点が存在し、そこからどのくらい間違うか。

そして、学校のテストで100点を取ったときは、とても嬉しいものです。

その成功体験から、仕事は100点が最高で、なるべくそれに近い方が良いという固定観念ができたのだと思います。

スポンサーリンク

仕事を、減点法で見るとどうなるか?

しかし、この減点法の考えが通用するのは、テストのある学校教育までです。

減点法で仕事をみるとどうなるか。

私の場合は、常に自分の仕事は減点だらけでした(涙)

でもまあ、これは良く考えれば当たり前で、そもそも仕事で100点を取るのは不可能に近いものがあります。

学校のテストには、必ず正解があります。

どんなに難しい問題でも、正解がないなんてことはありません。

しかし、仕事はそうではありませんよね。

そもそも何が正解なのかもはっきりしていません。

100点と言われるものを求めようとしたら、企画書は100発100中、クレーム対応は一発解決、上司からの質問にも即時正確な回答、仕事はいつも予定通り。

こういうことになりますよね。

そんな仕事、誰だってできる訳ありません。

しかし、私はそこに基準を置いていたので、もう毎日自己嫌悪の連続です。

また失敗、また予定通りできない、また上司から怒られ、またお客さんから怒られ。

毎日毎日減点の嵐です。

そしてネガティブ思考のスパイラルに完全にハマりこんで、遂には心が壊れてうつ病になってしまいました。

仕事は、会社に行ったら100点

そのような経緯があったので、仕事を減点法で考えるのは止めました。

今では、仕事は会社に行ったら100点、そう考えるようにしています。

サラリーマンとてしてその会社で勤めているのだとしたら、毎日会社に行った時点でもう100点なんですよ。

そして仕事は、全て加点法で考えましょう。

例えば、こんな感じです。

  • 書類がコピーできた【+10点】
  • 失敗して上司に怒られた【+30点】
  • 苦手な電話対応をがんばった【+50点】
  • クレームでお客さんに怒られた【+100点】
  • 仕事で良い成果が出せた【+1000点!】

もう、会社で何をやってもプラスです。

失敗しても、怒られてもプラス。

ましてや良い成果なんて出せたら、めちゃめちゃプラスです!

このように考えるようになってから精神的にすごく楽になり、仕事の質も上がりました。

自分の仕事を加点法で考えることは、とても大事なことだと思います。

まとめ

以上で私が会社に行ったら100点と考える理由についての話を終わります。

まとめると、下記の通りです。

  • 仕事は、会社に行ったら100点!
  • 仕事は、減点法ではなく加点法で考える
  • 100点があるのは学校のテストまで
  • 仕事は、正解の無いものの連続
  • 仕事起きた、全てのことはプラス!

仕事には本当に正解が無くて、減点法で考えてしまうと減点に切りがありません。

そうではなく、会社に行ったら100点、それ以外のことが起きたら全て加点!と考えて、あまり自分を責めないようにして仕事をしていくことを心がけたいですね(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください