LDK。
アパート、マンションなどの間取りを表す時に良く用いられる記号です。
マンションを買ったり、アパートを借りようとしたときに、一番気になるのが間取りです。
間取りが自分の思ったようなものなのかを確認することは、お部屋探しの最も大切なことの一つですからね。
その際に知っておきたいことが、LDKなどの間取り表記に使われている記号の意味です。
このページでは、そんなLDKの表記の意味や、その他の記号の意味、代表的な間取りの例についてもお話していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
LDKの意味
それでは、早速ですがLDKの表記の意味についてお伝えします。
こちらです。
LDKの意味!
- L=リビング
- D=ダイニング
- K=キッチン
Lは、リビングという意味です。リビングは、テレビ、ソファー、センターテーブルなどを置いて、家の中でくつろぐための空間ですね。
Dは、ダイニングという意味です。ダイニングは、食卓や食器棚を置く、食事をするための空間です。
Kは、キッチンという意味です。いわゆる、台所ですね。流しやコンロがあって、料理をするための空間です。
そして、マンションやアパートの間取りで「LDK」という表記があると、リビング・ダイニング・キッチンが一体になった部屋が一つあるという意味になります。
具体例として「1LDK」の間取りがどんなものなのかを見ていきたいと思います。代表的な1LDKは、下記のような間取りです。
写真の、ピンク色の部分がLDKです。カウンターキッチンのある12帖の広々としたLDKがあります。
食卓などのご飯を食べる部分と、ソファーやテレビを置くくつろぐための部分を両方つくることができます。
ちなみに1LDKの「1」の部分は、部屋の数を示します。LDKは部屋の数には含まれませんから、LDK以外に居室が1部屋あるという意味です。
上の間取りでいうと、黄色で表されている部屋が6帖の部屋がそうです。この部屋が、1LDKの「1」の部分が表している部屋になります。
その他の表記の意味
間取りの表記の最も基本的なものが先ほどお伝えした「LDK」ですが、それ以外にも使われている表記はたくさんあります。
ここからは、LDK以外に使われている表記をお伝えしていきます。
その他の表記の意味
- 数字=部屋の数
- S=サービスルーム
- WC=トイレ
- WIC=ウォークインクローゼット
- PS=パイプスペース
- MB=メーターボックス
数字は、居室の数という意味です。これは先ほどの1LDKの例でも出てきましたね。例えば「3LDK」という表記をされていたら、LDKの他に3つほど部屋があるという意味になります。
Sは、サービスルームという意味です。納屋や物置、書斎などに使えるフリースペースのことです。だいたい、2~4帖くらいの広さであることが多いです。
サービスルームの中には、一つの部屋として使えるような立派なものもあります。これは、部屋がアパートやマンションの中央にある場合に多いです。建築基準法で居室として認められるには、採光や換気のために床面積の1/7以上の窓をつける必要があるのですが、中央にあるため窓が取り付けられないためです。
そのため、部屋として使えるように設計はされていながらも居室として表記することができず、サービスルームとして表記されているのです。
WCは、トイレという意味です。「Water Closet」の略です。トイレの表記としては良く使われますが、トイレのことを「Water Closet」ということは今ではほとんどありません。
WICは、ウォークインクローゼットという意味です。「Work In Closet」の略ですね。マンションやアパートはどうしても収納の面積が少なく部屋に物が多くなりがちですから、ウォークインクローゼットがあるのはとても大きな魅力ですね!
PSは、パイプスペースという意味です。パイプスペースとは、水道やガスなどの配管など入っているスペースです。そのため、ここには入ることが出来ない構造になっています。
MBは、メーターボックスという意味です。メーターボックスの中には、水道やガス、電気などのメーターが入っています。また、家の給湯器はここに入っている場合が多いです。
間取りの例
間取りの表記の意味が分かったので、ここからはそれらを組み合わせたいろいろな間取りの例を見ていきたいと思います。
1R(ワンルーム)
1Rは、「ワンルーム」と呼ばれる最もシンプルな構造のお部屋です。1Rの間取りの一例がこちらです。
1つの部屋の中に、キッチンやお風呂、トイレなど、生活に必要な設備が全てまとめられているのが特徴です。
ワンルーム最大のメリットは、家賃の安さです。そのため、学生や新社会人など、家賃を少しでも抑えたい人にとって需要のある間取りです。
1K(ワンケー)
1Kは、1つの部屋とキッチンがついてるお部屋です。1Kの間取りの一例がこちらです。
ワンルームとの違いは、「居室とキッチンが間仕切りされているかどうか」です。
ワンルームではキッチンが部屋の中にあるので、料理をしたときの匂いや煙が全て部屋の中に充満してしまいまうが、1Kであればキッチンが間仕切りされているので、そのような心配はなくなります。
その分、若干ですがワンルームより家賃は高くなります。
2DK(二-ディーケー)
2DKは、2つの居室とDK(ダイニングキッチン)があるお部屋の間取りになります。2DKの間取りの一例がこちらです。
居室が2つあるので、それぞれの部屋を違う目的で使うことが可能です。
お互いに一人の時間を大切にしたいと思っているカップルや、友達同士でルームシェアをするときなどに需要のある間取りです。
2LDK(ニーエルディーケー)
2LDKは、2つの居室とLDK(リビングダイニングキッチン)があるお部屋になります。2LDKの間取りの一例がこちらです。
一つ上の2DKと比べると、LDKとなった分、広くて開放感のある間取りになっています。
2LDKは、子供ができた新米夫婦に特に需要のある間取りです。
二人だけの生活では1LDKや2DKで十分ですが、子供ができるとそれらの間取りだと少し手狭になります。
しかし2LDKは、小さい子供がいても無理せず暮らせる間取りになります。
まとめ
以上で、LDKの意味や、間取りの例についての話を終わります。
まとめると、下記の取りです。
- LDKは、それぞれリビング・ダイニング・キッチンという意味。
- 2LDKなど、前についている数字は居室の数を表す。
- S=サービスルームや、WIC=ウォークインクローゼットなど、LDK以外の表記もある。
- 間取りは色々とあり、それぞれの間取りにあった生活スタイルがある。
私自身も、お部屋探しをするときはどんな間取りの部屋なのかを最優先で確認します。
住む場所は生活の基盤となる最も大切な場所ですから、間取りの意味をしっかりと理解して、自分にあったお部屋を見つけていきたいですね!
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