「さくら」の座席。
「さくら」に乗るときに、最も気になることの一つですよね。
こんにちは、新幹線から外の景色を眺めるのが好きなため、新幹線に乗るときはなるべく窓側の席に座りたい当ブログ管理人の星野なゆたです。
新幹線に乗るときには、自由席にするのか指定席にするのか、また、窓側や通路側のどちらに座るかなど、座席について悩むことも多いです。
そこで今回は、「さくら」の自由席や喫煙ルームの位置、各座席の特徴などを大特集してみました!
このページを見れば「さくら」の座席に関することが全て分かるようになっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくだいね(^^)
目次
自由席・指定席・グリーン席の位置
まずは、最も気になる自由席・指定席・グリーン席の位置をお伝えします。
分かりやすく図にすると、それぞれの位置は下記の通りとなります。
それではここから、各席の場所についてもう少し詳しくお話していきますね。
自由席の位置
「さくら」の自由席の位置は、1~3号車です。鹿児島中央側よりの先頭車両から3両目までですね。
自由席は、その名の通りどこでも自由に座って良い席です。
メリットとしては、自由席の車両の中であればどこでも自由に座れること、指定席よりも料金が安いことがあります。
デメリットとしては、混雑するときには座れないかもしれないことや、良い席に座るために乗る前にホームで並んでおかなければならないことがあります。
指定席の位置
「さくら」の指定席の位置は、4~8号車(6号車は一部)です。
指定席の場合は、予め席を予約する形になるので必ず座れるというメリットがありますね。
また、席が他の人に取られるということもないので、列車がくる前に無理にホームに並んでおく必要も無いのも良いですね。
グリーン席の位置
「さくら」のグリーン席は、6号車の一部です。
グリーン席は、他の座席と比べてグレードの高い座席でより質の高いサービスを受けることができます。
しかしその分、料金はお高め。グリーン席は一度は乗ってみたい憧れの座席ですが、なかなか乗るのが難しい席でもありますね。
各座席の料金
次は、自由席・指定席・グリーン席の料金についてです。
座席によって必要な料金は違ってきて、主要駅間の正規料金はそれぞれ下記の表の通りです。
新大阪⇔ | |||
---|---|---|---|
岡山間 | |||
広島間 | |||
博多間 | |||
熊本間 | |||
鹿児島 中央間 |
自由席、指定席、グリーン席の順で料金が高くなっていますね。そしてやっぱり、グリーン席は別格のお値段です。
ちなみに、自由席の料金は、「のぞみ」や「みずほ」を含め他の新幹線と全く一緒です。
しかし、指定席の料金は「のぞみ」や「みずほ」と比べると少し(数百円程度)安くなっています。
なので、指定席を使って少しでも安く移動したい場合は、「さくら」を使うのも良いかもしれないですね。
指定席の切符で自由席はダメ?自由席の切符で指定席の座席に座るのはもちろんNGですが、逆の場合、指定席の切符を持っていて自由席に座ることはできるのでしょうか?
実は、この場合もNGになります。指定席の切符の方が高いのでそれで自由席に乗っても良さそうなものなのですが、基本的にはダメなのですね。これは、それを許してしまうと一人で2席分の座席が占有されてしまうことになり、鉄道会社にとっても自由席を利用したいお客さんにとっても不利益になるといった理由があるからです。
ただ、特例として自分の買っていた指定席の列車に乗り遅れた場合は、当日の後続列車に限り指定席の切符で自由席に乗ることが認められています。
座席表と各席の特徴
次は、「さくら」の座席表と、それぞれの座席の特徴についてお話します。
自由席の座席表
まずは、自由席の座席表とそれぞれの座席の特徴です。
普通車は自由席と指定席の車両に使用されており、その座席表は下記の通りです。
「さくら」の自由席の座席は、2列+3列の計5列シートになっています。
番号は鹿児島中央側の座席から1、2・・・と割り当てられていき、新大阪側になるほど番号が増えていきます。新大阪側の番号がどこまであるかは号車によって違い、12~20番までのいずれかになります。
アルファベットについては、新大阪側に向かって左側がA~C席、右側にD・E席という座席になっています。
この座席に関してですが、縦列はどこに座ってもあまり変わりませんが、横列はどこに座るかで乗り心地が変わってきます。そこで、ここからは更に詳しくA~E席にどんな特徴があるかについてお話します。
◆A席
一番人気のある座席です。窓側になりますので、新幹線からのキレイな景色を堪能できます。
山陽新幹線区間では海側になるので、瀬戸内海のキレイな景色を見ることができます。
また、となりのB席が人気がないため、となりに人がいない可能性も高いです。
デメリットとしては、通路までが遠くて、トイレに行ったり車内販売の品物を買うのが一番やりにくい席というのがあります。
そのため、この席は景色を堪能したい人や静かに移動したい人にはベストですが、あまり人に気を遣わせたくない人にとっては不向きです。
◆B席
ここは、あまり人気のない座席です。窓側でもなく、通路側でもないし、両側の人に挟まれます。あまりメリットが思いつきません。
そのため、B席はもうそこしか空いていないときにやむなく選ぶといった感じの席です。
◆C席
新幹線のほぼ中央にあるので窓からの景色は期待できませんが、ここは最も気兼ねなく座れる座席です。
通路側の座席なのでトイレなどで座席を立ちたい時も人を乗り越えていかなくても済みますし、車内販売の品物も買いやすいです。また、となりのB席が人気が無いのでそこに人がいない場合も多いです。
このように、景色なんて見なくていいからなるべく誰にも気を遣うことなく新幹線に乗りたい、という人はC席が一番良いです。
◆D席
通路側の席なので、C席と同様にトイレも行きやすいし車内販売も利用しやすいです。
ただ、となりのE席は人気で人がいる確率が高いので、となりに誰もいないという状況にはなりにくいです。
◆E席
A席と同じく窓側で人気のある席です。九州新幹線区間では海側になるので、九州の美しい景色を楽しめます。
そして、窓側ですがA席よりも通路から離れていないので、トイレや社内販売の利用はA席よりはしやすいです。
指定席・グリーン席の座席表
次は、指定席・グリーン席の座席表です。
「さくら」の指定席・グリーン席の座席は、2列+2列の計4列シートになっています。
番号や座席ごとの特徴は自由席と変わりませんが、やはり違うのは何と言っても広さと快適さです。
自由席より座席が1列少ない分、1座席当たりの広さが増えてゆったりと座ることができます。
また、グリーン席にはそれに加えてレッグウォーマーや読書灯があったり、リクライニングが電動だったりと普通の指定席では得られないグリーン席ならではの快適なサービスを受けることができます。
喫煙ルームがある車両の位置
次は、喫煙ルームがある車両の位置です。
現在「さくら」は全て最新型の車両であるN700系(8両編成)で運転されていますが、この車両は全席禁煙のため席でタバコを吸うことはできません。
そのため、たばこを吸うときは一部の車両に設けられている喫煙ルームへ行って、そこで吸う必要があります。
そして、「さくら」の喫煙ルームは下記の図の通りの場所にあります。
ご覧の通り喫煙ルームの位置は、
- 3号車(自由席車両)
- 7号車(指定席車両)
となっています。3号車、7号車ともに鹿児島中央方面側の端にあります。
タバコはここでしか吸えませんので、タバコを吸われる方はなるべく喫煙ルームの近くの座席に座ると便利です。
コンセントの位置
最後は、コンセントの位置です。
「さくら」に使用されているN700系車両には家庭用の100V電源が取れるコンセントが設置されていています。
そしてコンセントの位置は、自由席・指定席に使われている普通車では窓際の座席であるA席とE席の足元にあります。(その車両の最前列と最後列には、A~E席全てにコンセントがあります)
ただ、これはA席とE席の足元にあるというだけで、他の座席の人が使ってはいけない訳ではありません。どの座席の人でも、このコンセントを使うことができます。
しかし、やはり一番気兼ねなく使えるのは端っこの席のため、コンセントが使いたい人はA席がE席に座るのが良いかもしれません。
また、グリーン席ではコンセントは各座席のひじ掛けについているので、どの座席でも心置きなくコンセントが使えます。やはり、グリーン席のサービスは普通車と違って充実しておりますね。
終わりに
以上で、新幹線さくら号の座席についての説明を終わります。
「さくら」の自由席・指定席の位置や、座席の特徴、喫煙ルームの位置なども合わせて知ることができました。
これで「さくら」の座席については全て分かりましたので、これからは迷うことなく自信を持って「さくら」に乗ることができますね(^^)
また、「さくら」の停車駅に関しては別ページで詳しくお話していますので、もし興味がありましたらこちらにも遊びに来てくださいね!
コメントを残す