エアコンが効かない原因とは?冷房で冷えない!暖房で暖まらない!

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エアコンが効かない!

暑い夏や寒い冬に、このような状態になってしまったらとても困りますよね。

実は当ブログ管理人の星野なゆたは、仕事でエアコンの取り扱いもしています。

エアコンは、現在では家庭の中で欠かすことのできない空調機器になっています。夏は暑くてたまらない空気を涼しく、冬は凍えそうな空気を暖めてくれます。

そのため、いざ使おうと思ったときにエアコンが効かなかったらとても困ります。暑い夏に冷えなかったり、寒い冬に温まらなかったりしたら大変。一刻も早く直したいものですよね。

そこで今回は、もしエアコンが効かなくなったときに考えられる原因と、その対処方法についてエアコンのプロでもある星野なゆたがお伝えしていきます。

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エアコンに問題が無い場合

エアコンが効かない場合に考えらえる原因は、大きく分けてエアコンに問題が無い場合とある場合の2つに分けられます。

そのうちまず確認したいのは、エアコンに問題が無い場合の原因からです。

業者の方に来てもらうと、見てもらうだけでも出張料や点検料が掛かってしまう可能性があるので、来てもらったけど実はエアコンに問題が無かったということになってしまったら、それらのお金が無駄になってしまいます。

そのため、エアコンが効かないときはまずは下記の点について確認してみましょう。

電源は入っているか?

まず確認したいのが、電源が入っているのかどうかです。エアコンに電気が来ていなかったら、当然ながら動きませんからね。

コンセントがきちんと差さっているか確認しましょう。

また、コンセントがきちんと差さっているのに電気が来ていないような場合は、大元のブレーカーが落ちているかもしれないのでそこを確認する必要があります。

ただ、エアコンにつながるブレーカーだけが落ちていた場合は、もしかしたらエアコンの故障で過電流や漏電が発生して落ちたかもしれないので、復帰して運転させるときはしばらくエアコンの動きを注意してみておいた方が良いです。

運転モード、設定温度、風量は適切か?

エアコンのリモコン

エアコンの運転モード、設定温度、風量が適切かどうかです。

例えば、運転モードを「送風」などで使うと、その名の通り風だけが出る運転になります。

冷房運転を行っていても、設定温度が30℃などになっていれば、エアコンが効かないと感じるかもしれません。

また、風量の確認も必要です。エアコンの風量が少ない設定で動かしていると、部屋がなかなか空調されません。

これは、単純にエアコンを通る空気が少なくなるからです。このときは、風量を大きくするか、風量自動で運転すると良いです。

このように、適切な運転モード、設定温度、風量で運転されているのかを確認します。

リモコンの設定通りに動いているか?

エアコンがきちんとリモコンの設定通りに動いているかどうかです。

現在のエアコンではほとんどの機種でワイヤレスリモコンが使われていますので、リモコンと本体は電波を使って通信しています。

そのため、リモコンからの電波を上手く受信できないと、リモコンにを操作してもその通りには動いてくれません。

リモコンの操作をきちんと受け付けたときは「ピッ」と音がするので、その音が出たかどうか確認しましょう。

エアコンをずっと使いっぱなしで、リモコンの設定通り動いているのかどうか分からなくなってしまった場合は、温度を上げ下げするなどの操作をして、もう一度確実にリモコンの設定通りになるようにすると良いです。

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フィルターが詰まっていないか?

エアコンのフィルタ

室内機のフィルターが詰まっていると、エアコンが効かなくなる原因になります。

理由は、フィルターが詰まると風量が減って、エアコンを通る空気がどんどん少なくなって冷媒との熱交換が上手くできなくなるからです。

また、フィルターが詰まっているとホコリやカビが部屋の中にまき散らされて健康上にも良くないです。フィルターが詰まっていたら、掃除をしてキレイにしましょう。

室外機の設置状況が良くない

室外機

室外機の設置状況です。エアコンは、室外機を使って外の空気から熱をもらったり、外の空気に熱を捨てたりして空調しています。

冷房の時は、室内の熱を室外機から外の空気に捨てることで部屋を冷やします。暖房の時は、室外機で外の空気の熱をもらって、その熱で部屋を暖めます。

そのため、室外機で効率良く熱をもらったり捨てたりできるかがエアコンの能力に大きく影響を与えます。このような仕組みのため、室外機の周りが壁や物で囲まれて空気の通りが悪いと、エアコンの能力が落ちます。

もしも室外機の状況を確認してこのような状況になっていましたら、周りの物を取り除いてください。

ちなみに、エアコンの仕組みについては別ページで詳しく書いていますので、気になる方はこちらも参照してみてくださいね。

エアコン冷房

外が暑すぎる、または寒すぎる

前の項でも書きましたが、エアコンは室外機を使って外の空気から熱をもらったり、外の空気に熱を捨てたりして空調しています。

そして、外の空気が暑すぎたり寒すぎたりすると、熱交換の効率がだんだん悪くなっていきます。

そのため、猛烈な暑さや寒さに襲われたときなど、「エアコンの能力がより欲しい状況になればなるほど逆に能力が落ちてしまう」という仕組み上どうしても避けられない悲しい宿命があります。

普段はちゃんと効くけど、めっちゃ暑いときや寒いときはいまいち効きが悪いという場合は、このような現象が起きている可能性があります。

エアコンの能力が足りない

これは、エアコンの能力と部屋の空調負荷が合っていない場合です。エアコンの能力も、高いものや低いものも、色々と種類があります。

そして、その部屋に本来必要な能力よりも低い能力のエアコンが付いていると、当然ながらエアコンが効きません。エアコンの能力が足りないときは、こんな症状になります。

【常にエアコンはフルパワーで動いていて、エアコンの前に立つときちんと冷風や温風が出ている】

この場合は、エアコン自体には問題はありませんが、台数を増やすか、部屋に合った能力を持っているエアコンに買い替える必要があります。

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エアコンに問題がある場合

ここからは、エアコンに問題がある場合の原因をお伝えします。

エアコンが効かない原因でエアコン自身に問題があることに関しては、自分自身ではどうしようもできないので業者さんに依頼して修理に来てもらうしかありません。

そのような原因としては、下記の2点があります。

ガス漏れ

一つは、エアコンのガス漏れです。

エアコン自体が壊れていなくても、その中に入っている冷媒ガスが何らかの原因で漏れてしまうとエアコンが効かなくなります。

エアコンは冷媒ガスによって室内と室外の空気の熱を移動させていますので、これが無くなると冷やしたり暖めたりができなくなるのです。

ガス漏れの症状や原因については別ページで詳しく書いていますので、より詳しく知りたい方はこちらを参照されてみてください。

エアコン故障イメージ1

エアコンの故障

もう一つは、エアコン自身が故障しているときです。こうなってしまったら、当然ではありますがエアコンはまともに動かなくなります。

エアコンが故障したときは壊れた部品に応じてそのエラーコードが出ることがほとんどですので、それに従った対処方法を行う必要があります。

エアコンが故障したときの原因や修理依頼の仕方についても別ページで詳しく書いていますので、より詳しく知りたい方はこちらを参照されてみてください。

エアコン点検作業

終わりに

以上で、エアコンのガス漏れ時の症状や原因、対処方法についての話を終わります。

暑い夏や寒い冬にエアコンが効かないと、部屋の空調ができずに大変な目にあってしまいます。

そのため、万が一エアコンが効かなくなってしまったら、適切に対処して暑さ寒さをしのいでいきたいですね!

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