「ひかり」の座席。
「ひかり」に乗るときに、最も気になることの一つですよね。
こんにちは、新幹線から外の景色を眺めるのが好きなため、新幹線に乗るときはなるべく窓側の席に座りたい当ブログ管理人の星野なゆたです。
新幹線に乗るときには、自由席にするのか指定席にするのか、また、窓側や通路側のどちらに座るかなど、座席について悩むことも多いです。
そこで今回は、「ひかり」の自由席や喫煙ルームの位置、各座席の特徴などを大特集してみました!
このページを見れば「ひかり」の座席に関することが全て分かるようになっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくだいね(^^)
目次
自由席・指定席・グリーン席の位置
まずは、最も気になる自由席・指定席・グリーン席の位置をお伝えします。
「ひかり」には16両編成と8両編成の列車があるので、それぞれ分けて説明します。
16両編成の列車
16両編成の列車は、東海道新幹線区間を走る「ひかり」です。
東海道新幹線は16両編成の列車しか走ってはいけないというルールになっているので、少しでも東海道新幹線区間を走るダイヤであれば必ず16両編成になります。
そして、16両編成の列車の座席の位置は下記の通りとなります。
自由席の位置は、1~5号車です。博多側よりの先頭車両から5両目までですね。
自由席は、その名の通りどこでも自由に座って良い席です。
メリットとしては、自由席の車両の中であればどこでも自由に座れること、指定席よりも料金が安いことがあります。
デメリットとしては、混雑するときには座れないかもしれないことや、良い席に座るために乗る前にホームで並んでおかなければならないことがあります。
指定席の位置は、6~7号車、11~16号車です。
指定席の場合は、予め席を予約する形になるので必ず座れるというメリットがありますね。
また、席が他の人に取られるということもないので、列車がくる前に無理にホームに並んでおく必要も無いのも良いですね。
グリーン席は、8号車~10号車です。
グリーン席は、他の座席と比べてグレードの高い座席でより質の高いサービスを受けることができます。
しかしその分、料金はお高め。グリーン席は一度は乗ってみたい憧れの座席ですが、なかなか乗るのが難しい席でもありますね。
8両編成の列車
8両編成の列車は、山陽新幹線区間のみを走る「ひかり」です。
山陽新幹線区間は、東海道新幹線と比べると乗客が少ないので、8両でも大丈夫なのですね。
そして、8両編成の列車の座席の位置は下記の通りとなります。
自由席の位置は1~3号車で、指定席の位置は4~8号車となっています。
また、8両編成の「ひかり」は、700系のひかりレールスターという車両で運行されているのですが、この列車にはグリーン席はありません。
ただ、グリーン席はないのですが、8両目の車両に4つほどコンパートメントと呼ばれている個室があります。
こちらは4人用の個室になっており、3~4人で利用する場合は普通の指定席と変わらない値段で利用することができます。
なので、家族や友人などと水入らずの時間を過ごしたいときは、この座席を利用すると良いかもしれないですね。
各座席の料金
次は、自由席・指定席・グリーン席の料金についてです。
座席によって必要な料金は違ってきて、主要駅間の正規料金はそれぞれ下記の表の通りです。
東京⇔ | |||
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静岡間 | |||
浜松間 | |||
名古屋間 | |||
新大阪間 |
新大阪⇔ | |||
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岡山間 | |||
広島間 | |||
博多間 |
自由席、指定席、グリーン席の順で料金が高くなっていますね。そしてやっぱり、グリーン席は別格のお値段です。
ちなみに、自由席の料金は、「のぞみ」や「みずほ」を含め他の新幹線と全く一緒です。
しかし、指定席の料金は「のぞみ」や「みずほ」と比べると少し(数百円程度)安くなっています。(「こだま」とは一緒です。)
なので、指定席を使って少しでも安く移動したい場合は、「ひかり」を使うのも良いかもしれないですね。
指定席の切符で自由席はダメ?自由席の切符で指定席の座席に座るのはもちろんNGですが、逆の場合、指定席の切符を持っていて自由席に座ることはできるのでしょうか?
実は、この場合もNGになります。指定席の切符の方が高いのでそれで自由席に乗っても良さそうなものなのですが、基本的にはダメなのですね。これは、それを許してしまうと一人で2席分の座席が占有されてしまうことになり、鉄道会社にとっても自由席を利用したいお客さんにとっても不利益になるといった理由があるからです。
ただ、特例として自分の買っていた指定席の列車に乗り遅れた場合は、当日の後続列車に限り指定席の切符で自由席に乗ることが認められています。
ひかりの座席表
次は、「ひかり」の座席表についてお話します。
16両編成の列車
まずは、16両編成(N700系)の場合の座席表です。
◆普通車(自由席・指定席)の座席表
まずは、普通車の座席表です。
普通車は自由席と指定席の車両に使用されており、その座席表は下記の通りです。
普通車の座席は、2列+3列の計5列シートになっています。
番号は博多側の座席から1、2・・・と割り当てられていき、東京側になるほど番号が増えていきます。東京側の番号がどこまであるかは号車によって違い、13~20番までのいずれかになります。
アルファベットについては、博多側に向かって左側がA~C席、右側にD・E席という座席になっています。
◆グリーン車の座席表
次は、グリーン車の座席表です。
これはもちろん、全てグリーン席の座席になりますね。
グリーン車の座席は、2列+2列の計4列シートになっています。
番号や座席ごとの特徴は普通車と変わりませんが、やはり違うのは何と言っても広さと快適さです。
普通車より座席が1列少ない分、1座席当たりの広さが増えてゆったりと座ることができます。
また、レッグウォーマーや読書灯があったり、リクライニングが電動だったりと普通車では得られないグリーン席ならではの快適なサービスを受けることができます。
8両編成の列車
次は、8両編成(700系ひかりレールスター)の場合の座席表です。
8両編成の際は自由席と指定席で座席表が分かれており、それぞれ下記の通りとなっています。
◆自由席の座席表
自由席の座席は、2列+3列の5列シートになっています。
これは、16両編成の車両の普通車と同じですね。
◆指定席の座席表
指定席の座席は、2列+2列の4列シートになっています。
こちらも普通車ではあるのですが、座席の数は16両編成のグリーン車と同じ4列です。
そのため、1つの座席の幅が広く、普通車ではありながら快適性は高いです。
喫煙ルームがある車両の位置
次は、喫煙ルームがある車両の位置です。
16両編成(N700系)の列車
現在「ひかり」はほとんど最新型の車両であるN700系で運転されていますが、この車両は全席禁煙のため席でタバコを吸うことはできません。
しかし、その変わりに喫煙ルームというスペースが設けられており、タバコはそこで吸う必要があります。
そして、「ひかり」の喫煙ルームは下記の図の通りの場所にあります。
ご覧の通り喫煙ルームの位置は、
- 3号車(自由席車両)
- 7号車(指定席車両)
- 10号車(グリーン車)
- 15号車(指定席車両)
となっています。
このうち、10号車の喫煙ルームはグリーン席利用者専用となっており、グリーン席の切符を買っていないと利用できません。(ただし、設備自体は特に豪華という訳ではなく、他の喫煙ルームと同じです)
個別の車両ごとの喫煙ルームの位置は、3号車と15号車については博多方面側、7号車と10号車については東京方面側の車両の端にあります。
タバコはここでしか吸えませんので、タバコを吸われる方はなるべく喫煙ルームの近くの座席に座ると便利です。
8両編成の列車
8両編成の「ひかり」となる700系ひかりレールスターでは、喫煙される方には残念なお知らせにはなってしまうのですが、新幹線の車内では一切タバコが吸えません。
全車禁煙で、喫煙ルームも無いからです。
喫煙者の方にとって長時間喫煙できないのはとても辛いことかもしれませんので、タバコを吸いたい方はこの列車に乗ることが避けた方が良いかもしれません。
コンセントの位置
最後は、コンセントの位置です。
16両編成(N700系)の列車
「ひかり」に使用されているN700系車両には家庭用の100V電源が取れるコンセントが設置されていています。
そしてコンセントの位置は、自由席・指定席に使われている普通車では窓際の座席であるA席とE席の足元にあります。(その車両の最前列と最後列には、A~E席全てにコンセントがあります)
ただ、これはA席とE席の足元にあるというだけで、他の座席の人が使ってはいけない訳ではありません。どの座席の人でも、このコンセントを使うことができます。
しかし、やはり一番気兼ねなく使えるのは端っこの席のため、コンセントが使いたい人はA席がE席に座るのが良いかもしれません。
また、グリーン車ではコンセントは各座席のひじ掛けについているので、どの座席でも心置きなくコンセントが使えます。やはり、グリーン車のサービスは普通車と違って充実しておりますね。
8両編成の列車
8両編成の「ひかり」となる700系ひかりレールスターには、コンセントは設置されていません。
そのため、ノートPCやケータイの充電器をつないだりはできないので、バッテリーに余裕を持たせた状態で新幹線に乗ることを心がけたいですね。
終わりに
以上で、新幹線ひかり号の座席についての説明を終わります。
「ひかり」の自由席・指定席の位置や、座席の特徴、喫煙ルームの位置なども合わせて知ることができました。
これで「ひかり」の座席については全て分かりましたので、これからは迷うことなく自信を持って「ひかり」に乗ることができますね(^^)
また、「ひかり」の停車駅に関しては別ページで詳しくお話していますので、もし興味がありましたらこちらにも遊びに来てくださいね!
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