ボウリング。
老若男女楽しめる、日本の国民的娯楽の一つですよね。
ボウリングはピンが10本で全部で10フレームしかありませんが、なぜか得点は100点を普通に超えます。
それならば、いったい最高点は何点になるのでしょうか?
このページでは、そんなボウリングの最高得点が何点になるのかについてお話していきます。
合わせて、満点がそのスコアになる理由や、満点となるパーフェクトゲームを出すのがどのくらい難しいかなどについても触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
満点のスコア
それでは早速ですが、まずはボウリングの満点のスコアをどどーんとお伝えします。
こちらです。
300点
このように、ボウリングのスコアの満点は、300点になります。
あいちゃんとけいくん、ボウリングのスコアが300点であると分かったら、次はなぜ300点になるのかが気になり出したみたいですね。
そこで次の章からは、 ボウリングの満点が300点になる理由や、さらにはパーフェクトゲームを出す難しさなどを、さらに詳しくお伝えしていきますよ。
300点になる理由
この章では、ボウリングの満点が300点になる理由をお伝えします。
まずはざっくり一言で説明すると、このようになります。
ストライクを取ると、その後2回投げた分の点数も加算されるから
そうなのです。
実はボウリングでストライクを取ると、そのフレームで倒した10本だけではなく、その後の2投球分で倒した本数も特別加算されるのです。
ただ、言葉だけだとちょっと分かりにくいかもしれませんので、図を用いながら詳しく説明します。
まず1フレーム目でストライクを取ると、そのフレームでは10本ピンを倒したことになるので、10点が加算されます。
それに加えて、次の投球と、その次の投球で倒したピンの数も特別加算されるので、3回連続でストライクを取ると、「10+10+10=30」となり、1フレームの点数が30点になります。
この30点が、ボウリングの1フレーム当たりの最高得点となります。
図で表すと、このようになります。
こんな感じでストライクを取り続けると、1フレームにつき30点ずつ増えていきます。
そして、1~9フレームはストライクを取ると投げるのは1回で終わりますが、最終10フレームでは、満点を取るにはストライクを3回投げる必要があります。
このように10フレームは少し特殊なフレームになりまして、最後のラスト2投は加算ポイントを決めるためだけの投球になります。
ストライクを取ると次とその次に倒したピン数が加算されるという特典がありますので、ラスト前の投球は9フレームと10フレームの加算ポイントとなり、ラストの投球は10フレームのみの加算ポイントとなります。
こうすると、9フレーム・10フレームで取れる最高得点も、他のフレームと同じく30点となります。
そのため、ボウリングの1フレームで取れる最高得点は10フレーム全てで30点となり、ボウリングのスコアの満点は、「30×10=300」となり、300点となるのですね。
ちなみに、1~9フレームでは1回ずつ、最終10フレームでは3回ストライクを取らなければなりませんので、ボウリングで満点を出すためには、12回連続でストライクを取らなければならないということになりますね。
※ボウリンスのスコア計算方法については別ページで詳しくお伝えしていますので、興味のある方はこちらにも遊びにきてくださいね。
パーフェクトの難しさ
この章では、ボウリングでパーフェクト(満点)を出すのがどのくらい難しいのかをお伝えします。
前章の最後で少し触れた通り、ボウリングでパーフェクトを達成するためには、12回連続でストライクを出さなければなりません。
そこで、その難しさがパッと分かるように、12回連続でストライクが出る確率を計算してみました!
その結果が、こちらです。
ストライク率 | 上手さ | 満点の確率 |
---|---|---|
90% | 神 | 3.5分の1 |
80% | 15分の1 | |
70% | 72分の1 | |
60% | プロ | 460分の1 |
(参考)じゃんけん10連勝 | 1000分の1 | |
50% | マイボーラー | 4100分の1 |
40% | めちゃ上手い | 6万分の1 |
(参考)サイコロ8個でピンゾロ | 170万分の1 | |
30% | そこそこ上手い | 190万分の1 |
(参考)ジャンボ宝くじ1等7億 | 2000万分の1 | |
20% | 慣れてる人 | 2.4億分の1 |
10% | 普通の人 | 1兆分の1 |
一番左のストライク率が、何パーセントの確率でストライクが出るかです。
そして真ん中の項目が、そのストライク率を出せる人の上手さです。
最後に右側が、そのストライク率で12回連続でストライクが出る確率です。
表に記載の通りボウリングのストライク率は、プロボーラーの方で60%くらい、アマチュアのトップレベル(自分のボールを持っているマイボーラーと呼ばれる方々)で50%くらいです。
このように、プロレベルで上手い人たちになると、だいたい1000回に1回くらいの割合でパーフェクトを出せる確率になります。
これは身近なところでいうと、じゃんけんで10連勝するくらいの確率です。
1000回に1回なので、かなり低い確率ではありますが、絶望的に低い確率とまではいかないです。
なので、たまにボウリング場に行くとパーフェクトゲームの達成者の名前が飾ってあったりしますが、結構な人が達成していたりします。
腕に自信がある人なら、現実的にチャレンジする価値のある目標となりますね。
しかしながら、ストライク率がそれ以下になると、一気にパーフェクトの確率が下がります。
ボウリングを普通に遊びでやる範囲では、ストライク率が30%でもかなり上手い方の部類に入ります。
しかし、ストライク率が30%だと、パーフェクトが出せる確率は約190万分の1。
これは、サイコロを8個振った時に、全て1の目が出る確率とほぼ同じです。
なかなか、絶望的な確率になってきました。
そして ストライク率が20%を切ると、たった1枚だけ買ったジャンボ宝くじが、1等7億円に当たる確率よるはるかに低くなります。
ここまでくると、実質的に確率0%と言って良いでしょう。
なので、ボウリングがプロレベルに上手い人であればパーフェクトは出ることもありますが、遊びでやってる範囲ではお目にかかることは無いといった感じになりますね。
ボウリングの平均スコア
ボウリングでパーフェクトはあまりにも難しいので、普通に遊んでる範囲では達成するのはほぼ不可能です。
なので最後の章では、ボウリングのスコアの平均と、上手い下手と思われるスコアをお伝えしたいと思います。
こちらです。
男性 | ||||
女性 |
遊びと言えどもやるからには、何とか平均レベルのスコアはクリアしていきたいですね!
※ボウリングのスコアの平均についても別ページで詳しくお伝えしていますので、興味のある方はこちらにも遊びにきてくださいね。
まとめ
以上で、ボウリングのスコアの満点についての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- ボウリングのスコアの満点は、300点。
- 300点になるのは、ストライクを取ると点数が特別加算されるから。
- 満点(パーフェクトゲーム)を達成するためには、12回連続でストライクを取らなければならない。
- プロレベルの人で、パーフェクト達成の確率は1000回に1回くらい。
- 遊びレベルのボウリングでは、パーフェクトの達成はほぼ不可能。
ボウリングの満点が300点だということは分かりましたが、達成するのはなかなか難しそうですね。
でも、ボウリングが大好きであれば、一生懸命練習して、人生で一度はパーフェクトゲームを達成してみたいものですね(^^)