ゴルフ。
最近は誰でも気軽に楽しめる、最もポピュラーなアウトドアスポーツの一つですよね。
こんにちは、実は大学の頃はゴルフ部に入っていて、結構本格的にゴルフをやっていた当ブログ管理人の星野なゆたです。
社会人になってから友達や会社の人とゴルフに行っていると、上手い人、まだこれからの人など色々いて、スコアもまさに千差万別です。
そんな時に、いったいアマチュアゴルファーのスコアの平均ってどれくらいになるのだろうとふと思ったので、今回はそれを調べてみました!
このページでは、そんなアマチュアゴルファーのスコアの平均と共に、私が実際に色々な人とラウンドして感じた、上手い下手と思われるスコアについてもお話していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
目次
ゴルフのスコアの平均
それでは、早速ですがアマチュアゴルファーのスコアの平均を見て行きたいと思います。
2012年に公益社団法人「日本パブリックゴルフ協会」によって実施されたアンケートによると、アマチュアゴルファーのスコア分布は下記の表のようになっています。
平均スコア | 割合 |
---|---|
70台 | 1.9% |
80台 | 16.4% |
90台 | 37.8% |
100台 | 27.9% |
110台 | 10.1% |
120台 | 5.6% |
130台以上 | 0.3% |
参照元:PGSゴルフ需要調査 集計分析報告書
このデータを見てみると、アマチュアゴルファーは90台で回っている人が37.8%と最も多く、その次が100台で27.9%、80台が16.4%となっています。
そのため、アマチュアゴルファーの平均スコアは下記のようになると思います。
90台後半
私自身が色々とゴルフをしてきた中でも、やはり90台後半くらいのスコアになる人が一番多く、アマチュアゴルファーの平均スコアが90台後半というのは感覚的にもしっくり来ます。
ゴルフをやっていればやはり少しでも上手くなりたいと思いますから、まずは平均スコアをクリアできるようにがんばっていきたいですね!
上手い下手と思われるスコア!
前章ではアマチュアゴルファーの平均スコアを確認しましたが、ここからは上手い下手と思われるスコアについてお話していきたいと思います。
そこでまずは、私が数々のラウンドをしてきて感じた、各スコアの印象をまとめた表を作ってみました。
また、私は囲碁もしているのですが、もしゴルフに将棋や囲碁みたいに級位や段位があったらこのくらいだろうなーと思う段級も一緒に載せました。
スコア | ハンデ | 段級 | 上手さのレベル |
---|---|---|---|
131以上 | 59以上 | 21級以上 | コースデビュー! |
121~130 | 49~58 | 16~20級 | まだまだこれから! |
109~120 | 37~48 | 11~15級 | とりあえずは普通にラウンドできる |
100~108 | 28~36 | 6~10級 | ダポペ切り 初心者脱出! |
96~99 | 24~27 | 4~5級 | 最初のハードル100切り! |
91~95 | 19~23 | 1~3級 | 中級者の仲間入り |
86~90 | 14~18 | 初段~2段 | ボギーペース切り |
82~85 | 10~13 | 3~4段 | 上級者の仲間入り |
78~81 | 6~9 | 5段 | シングルプレイヤー |
75~77 | 3~5 | 6段 | 片手シングル |
72~74 | 0~2 | 7段 | クラブチャンピオン 県代表クラス |
71以下 | +1~ | 8段 | プラスハンディ アマチュアの最高峰 日本アマ本戦出場クラス |
さて、あなたの今のスコアはどれくらいだったでしょうか?
ここからは、もう少し各スコア別に応じて、それぞれの目標と上手さの印象についてお話していきます。
100以上
ドキドキのコースデビューから、初心者脱出に向けて奮闘する期間のスコアです。
ここでの目標は、まずはダブルボギーペースである108を切ることでしょうか?
108を切ると、ようやくゴルフらしくなってくるといった感じです。
108というスコアは将棋や囲碁の段位でいうと10級くらいで、これより上手くなってくると一桁の級になれるかなといった感じです。
また、ダブルボギーペースというのは良くコンペなどでハンデを付けるときに、その上限になったりします。
この時のハンデは36になるので、ハンデの上限は36でそれ以上はもらえないといったパターンも多いです。
なので、108を切れるようになると、ハンデ込みのネットスコアではコンペで優勝できたりすることも出てきます。
90台
ゴルフがだんだん上達してきてダブルボギーペースを切れるようになってくると、次の目標は100切りです。
ダボぺである108は比較的すぐに切れるのですが、108と100切りの間は結構大きな差があって、100切りはアマチュアゴルファーにとって最初の大きな壁になるラインです。
100切りができるようになったら、初心者は完全脱出と言って良いと思います。
この辺りは、将棋や囲碁の段位でいうと5級といった感じです。
100切りが普通にできるようになって、第1章で出てきた平均スコアである90台後半を安定的に出せるようになると、もう中級者の領域に入ってきたと言えるでしょう。
そして90台で回れるようになってくると、次に目指すのはボギーペースである90になってきます。
全ホールの平均スコアがボギーとなるので、パーも普通に取れるようにならないとなかなかこのスコアには辿りつけません。
90というスコアが出せるようになると、将棋や囲碁での段位でいうと晴れて有段者、初段に到達といったレベルだと思います。
80台
80台になってくると、上級者と呼ばれる存在になってきます。
だいたいのホールをパーかボギーで回れるようになってきて、たまにOBが出た時にダブルボギー以上になってしまうといった感じのスコアです。
OBを打っていないのにダブルボギー以上、いわゆる素ダボや素トリになってしまう確率もかなり減ってきます。
そして、80台を普通に出せるようになってくると、次の目標はアマチュアゴルファー憧れのシングルプレイヤーになってきます。
シングルプレイヤーとは、ハンデが一桁の人たちのことを、敬意を込めて表した言葉です。
シングルプレイヤーになると、将棋や囲碁の段位でいうと5段といった感じて、もう完全な高段者の領域に入ります。
ゴルフを普通の趣味の範囲でやっているアマチュアにとっては、この辺りがたどり着ける最高ランクになってくるのかなと思います。
70台
スコアが70台に入ってくると、次の目標は片手シングルと言われる人たちになります。
片手シングルとは、ハンデ5以下の人たち、ハンデの数が片手の指の本数である5本で数えられるような人たちのことですね。
この辺りは、囲碁や将棋の段位でいうと、6~7段といったところになると思います。
このレベルになると、ちょっと趣味の範囲でやっているだけでは辿り着けない領域かなと思います。
辿り着くには、ずば抜けたゴルフのセンスか、趣味の範囲を超えたゴルフの練習のどちらかが必要になってきます。
そのゴルフ場で一番上手いという称号である、クラブチャンピオン(そのゴルフ場のクラブ選手権を制覇した人)や、競技などでは県代表クラスの人たちがこのレベルになってきます。
それを超えると、アマチュアゴルファーの最終形態、プラスハンディと呼ばれる領域に入ります。
ゴルフのハンデは、基本的にネットスコアを出す際に自分の実際のスコアからハンデの分だけ減らしてもらうのですが、プラスハンディの人は自分の打ったスコアに足されてしまいます。
これはアンダーパーを当たり前のように出さなければできないことなので、もはやプロ並みの腕前ということになります。
囲碁や将棋の段位でいうと、アマチュアの最高ランク、持っている人にはほとんどお目に掛かれない8段というレベルになります。
このレベルは、もともとゴルフのセンスを持っている人が本気で努力した場合のみ辿り着ける領域で、一般人ではもはや到達不可能なレベルになります。
アマチュアの試合の最高ランクである、日本アマチュア選手権の本線に出るような人たちがこのレベルに当たります。
トッププロの人たちのスコア
最後は、ちょっとおまけですが、トッププロの人たちのスコアを見ていきたいと思います。
下記、2019年の男子・女子それぞれのツアーの年間平均ストローク上位5名のスコアです。
2019年男子ツアー平均ストロークTOP5
名前 | 平均ストローク |
---|---|
今平周吾 | 69.73 |
G.チャルングン | 70.12 |
黄重坤 | 70.39 |
S.ノリス | 70.44 |
J.ジェーンワタナノンド | 70.47 |
2019年女子ツアー平均ストロークTOP5
名前 | 平均ストローク |
---|---|
申ジエ | 69.94 |
鈴木愛 | 70.31 |
イ・ミニョン | 70.48 |
渋野日向子 | 70.55 |
ペ・ソンウ | 70.62 |
表を見てみると、1位の人でギリギリ60台、70~70.5だと完全なトッププロといった感じですね。
このスコアにアマチュアのようにハンデを付けると、+2~+1.5といったハンデになりますが、トーナメント時のコースの難しさと我々アマチュアが回るコースの難しさは全然違うので、一概に比較することはできません。
その難しさを考慮すると、プロの人たちのハンデはトーナメントの平均スコアからさらに4打くらい縮まるそうです。
そうすると、トッププロのハンデは+6くらいになって、これは平均6アンダーくらいで回れるということを意味しますから、もはや我々アマチュアゴルファーにとっては想像もできない世界に入ってますね。
まとめ
以上で、ゴルフのスコアの平均についての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- アマチュアゴルファーの平均スコアは、90台後半
- ゴルファー最初の大きな壁は、100切り
- 95くらいで回れるようになると、中級者
- 85くらいで回れるようになると、上級者
- シングルプレーヤーは、趣味の領域で辿り着ける最高ランク
- アマチュアゴルファーの最終形態は、プラスハンディ
ゴルフというのは不思議なスポーツで、練習場で何かちょっとコツをつかんで開眼したと思っても、いざコースに出てラウンドしてみるとあまりスコアは変わらないということの連続です。
それでも、やるからには地道にコツコツと練習して、やはりちょっとでも上手くなるようにがんばっていきたいですね!
※ゴルフが上手くなりたいあなたに向けて、ゴルフを教えてくれる場所についても別ページでまとめていますので、興味がありましたらこちらのページにも遊びにきてくださいね。
編集した本が出版されました!
◆キャリアの話をしよう◆
こちらは、現役管理職ワーママ(部長職)のあづさんが著者の本です。あづさんがインタビューをするという形で、合計4名の女性の方に、ご自身のキャリアをお話しして頂いています。
ここまで等身大のキャリアの話は他では知ることができないと思いますので、キャリアでお悩みの女性の方はぜひ読んでみてください。
◆とろけて香る茄子麻辣のおいしい秘密◆
こちらは、ナス農家をされているハーティッチファーム代表の賀川元史さんが著者の本です。著者さんご自身が開発された日本初の麻婆茄子の瓶詰め「とろけて香る茄子麻辣」の開発秘話です。
いかにして日本初の商品が作られていったのかをストーリー形式でお話ししていますので、ナス好きの方はぜひ読まれてみてください。
なかなかレベルの高い情報ありがとうございます。
この情報に基づく練習を重ねたいと思います。
ライザップは否定しているので、それに代わるフレンドリーなスクールがあれば、もっとゴルフ人口が
増えるのかなと思っています。 全体にマナーの低下が、気になるところですが、70歳。
高橋晴康さん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
このようなコメントを頂きありがとうございます!
御年70歳とのことですが、その向上心には感服致します。
私もまだまだかんばらねばと思います。
マナーの低下は、確かに気になりますよね。
ゴルフは特にマナーが大切なスポーツだと思いますので、
みんなが気持ちよく回れるようにしたいです。
高橋さんの、より良いゴルフライフを願っています(^^)
モチベーションを失いかけていた時に読ませていただきました。
倶楽部選手権もスクラッチ選手権もそこそこ順調で目標が定まらず。
自信のHC4も実際どのレベルなのかという事も。
もっと自覚しなければいけない事も翌分かりました。
当面スクラッチ選手を目指し地道に練習していきます。
良い読み物が出来ました。有難うございました。
4545さん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
コメントありがとうございます!
このブログを読んで、そのように思って頂けたのであれば嬉しいです(^^)
HC4というのはめちゃくちゃすごい数字ですね!
私自身は、その領域に到達したことはないです。
でも、上手い人には上手い人なりの悩みもあるのですね。
モチベーションを維持するのも大変かもしれませんが、
練習がんばられてください(^^)