加湿器。
お部屋の乾燥を防ぐため、特に乾燥しやすい冬場には、必須になる家電製品の一つです。
そんな加湿器に気になることの一つに、いったいどんな加湿器を選んだら良いの?ということがあります。
そこで今回は、加湿器の種類の違いによって、どのような特徴があるのか分かりやすくまとめてみました!
合わせて、加湿器の選び方やおススメ品についても触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
目次
加湿器の種類と概要
それでは早速ですが、まずは加湿器の種類と概要を表にまとめてお伝えしたいと思います。
こちらです。
種類 | ||||
---|---|---|---|---|
スチーム式 | ||||
気化式 | ||||
ハイブリッド式 | ||||
超音波式 |
このように加湿器は、主にスチーム式・気化式・ハイブリッド式・超音波式の4種類があり、それぞれ上の表のような特徴があります。
この中から、自分の欲しい条件にあった加湿器を選んでいく感じになります。
それでは次の章から、仕組み・特徴・選び方・おススメ品といった項目を、さらに詳しくみていきますよ。
加湿器の仕組みと特徴
この章では、各タイプの加湿器の仕組みと特徴を詳しくお伝えしていきます。
スチーム式
まずは、スチーム式加湿器の仕組みと特徴です。
ヒーターでお湯を沸騰させて加湿する。
スチーム式加湿器の特徴
◆メリット
- 本体価格が安い
- 水を沸騰させるのでとても衛生的
◆デメリット
- 電気代が高い
- 熱い湯気が出て危険
スチーム式加湿器は、加湿器の中で最もオーソドックスなタイプです。
ヒーターでお湯を沸騰させて加湿するので、水の中の雑菌を確実に殺菌できるのできてとても衛生的なのが特徴です。
ただ、水を沸騰させるためにかなりのエネルギーを使いますので、電気代が高くなってしまうのが難点です。
※スチーム式加湿器については別ページで詳しくお話していますので、さらに知りたい方はこちらにも遊びにきてくださいね。
気化式
次は、気化式加湿器の仕組みと特徴です。
水を常温で気化させて加湿する。
気化式加湿器の特徴
◆メリット
- 電気代が安い
- 空気清浄機付きのものがある
◆デメリット
- 本体価格がちょっと高い
- こまめなお手入れが必要
気化式加湿器も、加湿器の中で人気のタイプです。
気化式加湿器は、常温の水に風を当てて、自然に気化(蒸発)させて加湿するタイプです。
水を温めるためにエネルギーを使わないので、電気代がとても安いのが特徴です。
また、空気清浄機付きのタイプも有り、加湿と空気清浄が同時にできるのも大きなメリットです。
デメリットとしては、常温の水を使うので、こまめにお手入れをしないとカビや雑菌が発生してしまうことがあります。
※気化式加湿器については別ページで詳しくお話していますので、さらに知りたい方はこちらにも遊びにきてくださいね。
ハイブリッド式
次は、ハイブリッド式加湿器の仕組みと特徴です。
温風を当てて水を気化させ、加湿する。
ハイブリッド式加湿器の特徴
◆メリット
- 加湿力が高い
◆デメリット
- 本体価格が高い
- 電気代が高い
ハイブリッド式加湿器は、水を気化させるのは気化式と同じですが、常温の風ではなく、ヒーターで加熱した温風を当てて気化させるのが特徴です。
その加湿力はとても強力で、加湿器の中でも最強クラスになります。
しかしながら、そのぶん本体価格も高く、電気代も高いので、加湿器の中ではかなりリッチな贅沢品ということができそうです。
超音波式
最後は、超音波式加湿器の仕組みと特徴です。
超音波で水を微細な霧状にして、加湿する。
超音波式加湿器の特徴
◆メリット
- 本体価格が安い
- 見た目がオシャレ
◆デメリット
- 雑菌も一緒に噴出してしまう
超音波式加湿器は、超音波によって水を微細な霧状にして噴出し、お部屋を加湿する加湿器です。
霧状の目に見える形で水を噴出するので、見た目がオシャレなのが最大の特徴です。
ただし、常温の水をそのまま霧状にして吹き出すため、もし雑菌などがその中に含まれていれば、それも一緒に吹き出してしまいます。
そのため、衛生面の心配がちょっと必要になる加湿器になります。
加湿器の選び方
この章では、加湿器の選び方を詳しくお伝えします。
まずは、加湿器の種類と最適な部屋の一覧の表をご覧ください。
種類 | 最適な部屋 |
---|---|
スチーム式 | ・子ども部屋 ・寝室 ・寒い部屋 |
気化式 | ・リビング ・エアコン暖房の部屋 |
ハイブリッド式 | ・広いリビング ・強力に加湿したい部屋 |
超音波式 | ・オシャレな部屋 |
これが、選び方のポイントになります。
それぞれ、さらに詳しく説明します。
スチーム式
スチーム式加湿器は、子ども部屋や寝室など、小さめの部屋に適しています。
また、使うと部屋の温度も上がる方向になりますので、ちょっと寒い部屋とも相性が良いです。
ただ、加熱するので吹き出し口が熱くなりますので、小さな赤ちゃんなどがいる部屋には使わない方が良いでしょう。
気化式
気化式加湿器は、リビングくらいの大きさの部屋に適しています。
空気清浄機能付きのものであれば、冬のリビングをとても快適な空間にしてくれるでしょう。
特に部屋の暖房にエアコンを使っている場合は、気化式加湿器の性能が効率良く発揮されるので、とても相性が良いです。
使わない方が良い部屋としては、寒い部屋があります。
気化式加湿器は温度が低いと能力を発揮しずらい上、部屋の温度も若干ですが下げてしまう方向になるので、不向きとなります。
ハイブリッド式
ハイブリッド式加湿器は、広いリビングなど、大きいお部屋に適しています。
超強力な加湿力で、広い部屋でもしっかりと加湿してくれるでしょう。
また、温風を使って気化させるので、衛生面でも普通の気化式加湿器に勝ります。
ただ、本体価格&電気代共に高いので、選ぶのには勇気がいる加湿器です。
超音波式
超音波式加湿器は、見た目と加湿方法がオシャレなので、とにかくオシャレにこだわりたい人にピッタリです。
本体価格・電気代共に安いので、お求めやすい加湿器でもあります。
しかしながら、雑菌や水に含まれるミネラル成分まで噴出してしまうのがやはり問題となります。
雑菌をまき散らして衛生面でも良くない他、水の中に含まれるミネラル分(カルシウムやマグネシウム)も一緒に飛ばして、加湿器の周りが白くなってしまう可能性があります。
各タイプのおススメ品
最後になりますが、この章では、各タイプの加湿器のおススメ品をご紹介します。
スチーム式
まずは、スチーム式加湿器のおススメ品です。
ノーマルタイプ
こちらは、THE・加湿器!というようなノーマルタイプ。
価格もお手頃で、使いやすさ抜群です。
高性能タイプ
こちらは、ちょっとリッチな高性能タイプ。
チャイルドロックなども有り、安全性も高いです。
気化式
次は、スチーム式加湿器のおススメ品です。
ノーマルタイプ
こちらは、加湿機能だけのノーマルタイプ。
とにかく電気代を安くしたい場合には、気化式がピッタリです。
空気清浄機付きタイプ
こちらは、空気清浄機付きのタイプです。
お値段は張りますが、加湿と一緒に空気清浄までしてくれるのは、本当に魅力です。
ハイブリッド式(気化式+温風)
こちらは、ハイブリッド式加湿器のおススメ品です。
加湿力No.1なので、広いリビングなどにはもってこいです。
超音波式
こちらは、超音波式加湿器のおススメ品です。
しずく型で、他の加湿器とは比較にならないくらいオシャレです。
また、LEDライトが付いていたり、アロマオイルが楽しめたりするので、お部屋の雰囲気が良くなること間違いなしです。
まとめ
以上で、加湿器の種類についての話を終わります。
お部屋が乾燥すると、ウイルスにやられて風邪をひきやすくなったり、お肌が乾燥してかゆくなったりと、良いことは1つもありません。
特に暖房を使う冬場は部屋が乾燥しやすいですので、最適な加湿器を選んでうるおいたっぷりの快適なウインターライフを送っていきたいですね(^^)
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