織姫と彦星。
七夕伝説の主人公の二人ですよね。
そしてこの2つの星は、実際の夏の夜空にもとても明るい星としてピカピカと輝いています。
そうすると気になるのが、織姫と彦星の位置です。織姫と彦星は、夏の夜空のいったいどの星なのでしょうか?
また、七夕伝説では1年に1回だけ天の川を渡って会えると言われていますが、この2つの星の距離はいったいどのくらいあるのでしょうか?
合わせて、織姫と彦星も含まれる夏の大三角形についても解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
織姫と彦星の位置
それでは、早速ですが織姫と彦星の位置を見ていきたいと思います。
こちらです。
7月では午後10時ごろ、8月では午後8時ごろの星の位置です。
この時間では、織姫と彦星は東の空、天の川を挟んだ位置にありますね。
織姫が天の川を挟んだ西側に、彦星が天の川を挟んだ東側にあります。
実際の夜空では、このように見えます。
写真を見ると分かるように織姫と彦星はとても明るい星で、他の星と比べるとすごく目立っていますよね。
なので、位置さえ知っていれば夜空ですぐに見つけることができます。
また、織姫と彦星の正式名称は、それぞれ下記の通りとなっています。
- 織姫=こと座α星「ベガ」
- 彦星=わし座α星「アルタイル」
その星座の中で一番明るい星がα星と名付けられていますので、ベガ(織姫)はこと座の中で一番、アルタイル(彦星)はわし座の中で一番明るい星ということになります。
そして、ベガ(織姫)もアルタイル(彦星)も、「一等星」という夜空の中で最も明るい星の仲間に分類されています。
ちなみに天の川は銀河の中心のとてもたくさんの星が集まっているところで、それが天に流れる光の川のように見えています。
織姫と彦星の距離
第1章で織姫と彦星の距離が分かりました。そしてここからは、織姫と彦星の距離をお伝えしたいと思います。
こちらです。
約15光年
これは、宇宙で最も速い光の速度で移動して、15年かかるという距離です。
※光の速さについては、別ページで詳しくお話していますので、気になる方はこちらを参照されてください。
これを普段我々が良く使っている単位のkmに直すと、こうなります。
約140兆km
もはや、想像不可能なくらい遠い距離ですね。
七夕伝説では、彦星は牛車に乗って織姫に会いに行くとなっていますが、とても牛車などで会いに行ける距離ではありませんね。
この距離を1年で移動しようと思ったら、宇宙一の光の速さでも無理なので、時空をワープできる超高性能な宇宙船が必要になります(^^;)
夏の大三角形
ここからは少し話を変えて、織姫と彦星もその一角を担っている夏の大三角形をご紹介したいと思います。
夏の大三角形は、次の3つの星で構成されています。
- こと座α星「ベガ」(織姫)
- わし座α星「アルタイル」(彦星)
- 白鳥座α星「デネブ」
先ほどご紹介した織姫と彦星に、白鳥座のデネブを加えて形になっていますね。
実際の夜空では、このように見えます。
もし織姫と彦星を見つけることができたら、ぜひとも夏の大三角形も一緒に見つけたいですね!
まとめ
以上で、七夕伝説に出てくる織姫と彦星の位置や距離についての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- 織姫と彦星は、夏の夜空に見える明るい星
- 天の川を挟んで、その両側にある
- 織姫は、天の川の西側
- 彦星は、天の川の東側
- 2つの星の距離は、約15光年(約140兆km)
- 天の川は、銀河の中心の無数の星たち
- 織姫は「こと座α星 ベガ」という星
- 彦星は「わし座α星 アルタイル」という星
- ベガ、アルタイルと白鳥座のデネブで、夏の大三角形を構成している
これで、織姫と彦星の位置や距離をばっちりと知ることができました。
夏の夜空を見上げるときは、これらの星を見ながら七夕伝説の話を思い浮かべるのも、風情があって良いかもしれないですね(^^)
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