男女の恋愛観。
女性と男性は同じ人間という生き物ではありますが、その恋愛観については天と地ほども違うのではないかと思います。
そしてその原因は、女性は選ぶ側・男性は選ばれる側の立場であると私は考えています。
このページでは、恋愛において女性は選ぶ側・男性は選ばれる側になる理由と、それを元にした男女の恋愛観の違いについてお話していきます。
女性は選ぶ側・男性は選ばれる側になる理由
まずはこれからお話する恋愛観ができる大前提となる、女性は選ぶ側・男性は選ばれる側になる理由についてお話していきたいと思います。
人間も他の動物と一緒で地球上に生きている生き物の仲間ですから、種の保存のために自らの遺伝子を受け継いでくれる子孫を残さなくてはなりません。
そしてその最も重要な出産という役割を担っているのが、女性になります。
未来の人類の発展につながる大切な子孫を、自分の分身としてこの世に誕生させるのです。
このとき、種の保存のためにはより優秀な遺伝子を残したいという気持ちが女性の本能に入っているので、自然と女性はより優秀な遺伝子を求めるようになります。
これが、女性が選ぶ側になる理由です。
しかし男性は、女性と違って自分の力で子孫を残すことができません。
子孫を残すためには、必ず女性に自分の遺伝子を受け入れてもらう必要があります。
そうすると、男性は女性に選んでもらえなかったら、自分の遺伝子を残すことができないということになります。
これが、男性が選ばれる側になる理由です。
そしてこの女性は選ぶ側・男性が選ばれる側というのは、女性と男性の恋愛観の違いとしてはっきりと現れていると思います。
そこで次の章からは、選ぶ側・選ばれる側という観点を元にした、女性と男性の恋愛観の違いについてお話していきます。
女性の恋愛観
まずは、女性は選ぶ側という観点を元にした、女性の恋愛観についてお話します。
そして一言でその恋愛観を表すと、このようになります。
より多くの男性に、自分に選ばれたいと思ってもらうために努力をする。
分かりやすいようにイラストにすると、こんな感じです。
女性は選ぶ側ですので、男性を選ぶ権利が女性にはあります。
とはいうものの、そもそも男性が、自分に対して選んで欲しいという気持ちを持っていなかったら、さすがに選ぶことができません。
そのため、女性がする恋愛の努力は、いかにして多くの男性に自分に選ばれたいと思ってもらえるかという方向になります。
具体的には、下記のようなものがあります。
女性がする恋愛の努力!
- オシャレをする
- 可愛くなる
- キレイになる
- ダイエットをする
- 自分磨きをする
どれも、女性が大好きなものばかりですよね。
その結果、より多くの男性に自分に選ばれたいと思ってもらえれば、自分はその多くの男性の中から最も良いと思った人を選んで付き合うことができるようになります。
女性は受け入れる側ですので、より良い遺伝子を残すためには、やはりより多くの男性の中から選ぶ方が確率が高くなりますからね。
また、女性は選ぶ側であるため、基本的には男性は自分が選んだ人かそれ以外かということになります。
名言をお借りしていうと、こんな感じですかね。
- 世の中には2種類の男しかいない。私が選んだ人か、それ以外か。(ローランド風)
- この世の男性は2つに分けられる。私が選んだ人と、選んでいない人だ。(スウィングガールズ風)
このような恋愛観になるため、自分が選んだ男性に対してはとことん愛し愛されたいと思いますが、それ以外の男性には全く興味が無いといった感じです。
なので、自分が選んでいない男性であれば、どれだけ言い寄っこられても、その男性のことを「うっとおしい・気持ち悪い・迷惑」と思って拒絶します。
これは決して女性が悪い訳ではなく、女性は受け入れる側なので、たくさんの男性を同時に受け入れることがそもそもできないことが理由になっていると思います。
あと、女性は選ぶ側の立場であるため、他の女性と恋愛のトラブルに発展することが良くあります。
例えば二人の女性がいて同じ男性を選びたいと思った場合、もしその男性が相手の女性と付き合うことになったら、文字通り「その女性に奪われた」という形になるからです。
そのため、女性の恋愛では自分が選びたいと思っている男性を他の女性に選ばせないというのもかなり重要な要素になってくるので、どうしても陰口や妬みという形で他の女性を攻撃することが増えてしまいます。
これもやはり決して女性が悪い訳ではなく、選ぶ側という立場がそうさせているのだと感じます。
男性の恋愛観
次は、男性は選ばれる側という観点を元にした、男性の恋愛観についてお話します。
こちらも一言でその恋愛観を表すと、このようになります。
より多くの女性に、自分を選んでもらえるように努力をする。
分かりやすいようにイラストにすると、こんな感じです。
男性は選ばれる側ですので、本当の意味で男性が女性を選ぶということはありません。
なので男性がする恋愛の努力は、いかにして多くの女性に自分を選んでもらえるかという方向になります。
具体的には、下記のようなものがあります。
男性がする恋愛の努力!
- 高い地位に就く
- たくさんお金を稼ぐ
- 他の男性より強くなる
- カッコ良くなる
- 自分のやっている仕事を極める
これは世の中のほとんどの男性が欲しいものだと思いますが、なぜ欲しいのかという理由は、最終的には全て女性に選ばれるためというところに辿り着きます。
そして多くの女性に対して選ばれたら、初めてその自分を選んでくれた女性の中から一人を選んで付き合うという形になります。
これが本当の意味で男性が女性を選ぶということは無いという理由で、まずは女性がその男性を選ばないと何も始まらないのです。
また、男性は与える側であるため、できることなら本当は自分を選んでくれた女性全てと付き合って自分の遺伝子を残したいという気持ちが、本能レベルに埋め込まれています。
しかし現実的には、結婚したら生涯その女性のみを愛すべきという社会の理想や、経済的にも多くの女性を同時に付き合うことは不可能であるため、理性でこの本能を抑えて生きているのです。
そしてこちらでもホスト界の帝王であるローランドさんの名言をお借りしますが、男性の究極の目標はこれになるのでないかと思います。
【世の中には2種類の女しかいない。俺のことが好きな女。そして、これから俺のことが好きになる女。】
つまり男性は、可能であれば世界の全ての女性に自分のことを好きになってもらいたいのです。
ここも、女性と決定的に違うところだと思います。
女性で、世の中の全ての男性に自分を好きになってもらいたいと思っている人は、絶対にいないと思いますからね。
また、男性は選ばれる側の立場であるため、他の男性と恋愛のトラブルになることはあまりありません。
例えば二人の男性がいて同じ女性を好きになった場合、もしその女性が相手の男性と付き合うことになっても、奪われたというよりは、単に自分が選ばれる魅力が無かっただけというふうに思うからです。
例え他の男性を攻撃して勝ったとしても、それで意図する女性に選んでもらえなかったら何の意味も無いですからね。
やはり男性の恋愛では、まずは女性に選ばれるということが重要になるので、他の男性を攻撃するよりは、選んでもらえる努力をするという方向になっていきます。
恋愛で最も辛いこと
最後に、女性は選ぶ側・男性が選ばれる側ということをふまえた上で、最も恋愛で辛いことは何かということを考えてみました。
この観点を元にすると、恋愛で最も辛いことは下記のような場合になるのではないかと思います。
自分に選んでもらいたいと思っている男性が一人もいないんじゃないかと思うこと。
自分を選んでくれる女性が一人もいないんじゃないかと思うこと。
女性の場合は選ぶ側ではあるのですが、さすがに自分に選んでもたいたいと思っている男性が一人もいなかったら、誰も選ぶことができません。
そして男性は選ばれる側なので、もしも世の中の女性の誰からも選んでもらえなかったら、誰とも付き合うことができません。
このことに関して世の中に起きている事実を見てみると、女性の場合は、男性を受け入れる覚悟さえあれば誰も選べないということはほとんどなく、ほぼ必ずいずれかの男性を選ぶことができます。
しかし男性の場合は、仮に誰でも良いから自分のことを選んで欲しいと思ったとしても、全ての女性から選ばれないということが普通に起きます。
これは結構男性の辛いところで、誰からも選んでもらえないのかなと思うと、本当に惨めで悲しい気持ちになります。
こんな気持ちは本当に味わいたくないので、男性は女性に選んでもらえるように必死に努力をするのです。
まとめ
以上で、女性は選ぶ側・男性は選ばれる側という立場を元にした、男女の恋愛観の違いについての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- 恋愛において、女性は選ぶ側。
- 恋愛において、男性は選ばれる側。
- 女性は、より多くの男性に選ばれたいと思ってもらえるように努力する。
- 男性は、より多くの女性に選んでもらえるように努力する。
- 女性は、自分が選んだ人だけに好かれたい。
- 男性は、全ての女性に好かれたい。
このような観点で見てみると、男女の恋愛観がどうしてこんなにも違うのかすっきりと分かった気がします。
人間が持っている欲求の中でも、異性を求める欲求は最も強いものの一つです。
ただ、私たち人間はには理性があります。
その理性の力によって、異性を求める欲求から湧いてくる膨大なエネルギーを上手に変換して、自己の成長など建設的なことに使っていきたいですね!
いや女性は選ばれる立場だけど、合否を決める権利を持っている。
断ってばかりで、適齢期を過ぎる女性も増えていますね。
まあ女性に魅力がないと、やはり魅力ある男性からはアプローチされない。
※断る権利を侵害するのが、ストーカーです。
逆に男性は選ぶ立場であるが、断られることが多い。
また選ぶ立場だからこそ、自分からアプローチをしなければならない。
いや、ブログの筆者が仰る通り女性が「選ぶ」側です。
男性が選ばれる側と思いたくないだけです。
「女性 選ぶ側」などと検索すれば相応の情報がたくさんあります。選ばれる側と言っているのは何も専門的な知識がない根拠のない男性のコメントです。
筆者の方もご自身で正しい文章書いてるのですから、真逆のコメントに同調するようなコメントはどうかと思います。
ひかるさん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
コメントありがとうございます!
すみません、コメントの中にあった「合否を決める権利を持っている」とか、
「断る権利を侵害するのがストーカー」という部分がそうだなと思い、
私の考え方に近いのかなと思っておりました。
私の考え方としては【女性は選ぶ側】で間違いありません。
ひかるさんにそのように言って頂いて、とても心強いです。
イマイさん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
コメントありがとうございます!
コメントの内容、すごく共感しました。
女性が合否を決める権利を持っているというのは
特にそう思いました。
そのような意識を持って、今後女性と接して
いけたらと感じました(^^)
それってあなたの感想ですよね。
ステハゲさん
こんにちは、当ブログ管理人の星野なゆたです。
コメントありがとうございます!
はい、私自身の見解になります(^^)