水の重さとは?1リットルの重さや体積からの計算方法を徹底解説!

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水の重さのイメージ

水の重さ。

ペットボトルを持った時などに、特に感じますよね。

大きなペットボトルを持つととても重く感じるので、水は結構重たいなと感じます。

そんな水ですが、実際はどのくらいの重さなのでしょうか?

また、1リットルや1cc、1m3の体積の時は何キログラムになるのでしょうか?

このページでは、そんな水の重さや、体積ごとの計算方法について徹底解説していきます!

合わせて、温度の違いによって変わる水の重さや、水より重いもの・軽いものについてもお話していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)

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水の重さの概要

まずは、早速ですが水の重さの概要をお伝えします。

水の重さを一言で表すと、下記の通りです。

水の重さ

水1cm3につき1g

言葉だけだと少し分かりにくいので、分かりやすく図にするとこうなります。

水1g

縦横高さがそれぞれ1cmの箱の中に入っている水の重さが1gということです。

分かってしまえば、とっても簡単ですね!

ちなみに、水1cm3は1mℓや1ccと同じ体積になりますので、水の重さは1mℓにつき1gや、1ccにつき1gと言い換えることもできます。

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体積ごとの水の重さ

前章で水の重さの概要は分かりましたが、水の体積の単位は、これ以外にもℓやm3などの種類があります。

このページでは、そんな各体積の単位ごとの水の重さと、それがどのくらいの重さなのかのイメージにつてお話していきます。

まずは、各体積の水の重さを表にまとめてみました。

体積重さ
1ミリリットル(mℓ)
1シーシー(cc)
1立法センチメートル(cm3
1g
1デシリットル(dℓ)100g
1リットル(1ℓ)1kg
1立法メートル(1m3)1000kg (1t)

確認すると、1dℓの水の重さは100g、1ℓの水の重さは1kg、1m3の水の重さは1トンということになります。

この中でもやはり一番分かりやすいのは、「1ℓの水の重さは1kg」ですね。

なので、水の重さをこのように覚えるのも良いと思います。

水の重さ

水1ℓにつき1kg

イラストで表すと、このような感じです。

1リットルの水の重さ

これまでは水の体積ごとの重さの数値だけ見ていきまいたが、ここからは感覚的に分かりやすい水の重さのイメージをお伝えします。

1ミリリットル(1mℓ・1cc・1cm3)

1mℓ(=1cc、1cm3)の体積の水の重さは1gですが、そのイメージは赤ちゃん用の小さなスプーン1杯分くらいです。

赤ちゃんとスプーン

1mℓは、もう本当に少しという感じですね。

重さも、ほとんど分からないくらいのレベルです。

※cc・mℓ・cm3の違いについても別ページで詳しくお伝えしていますので、興味のある方はこちらにも遊びにきてくださいね。

1デシリットル(1dℓ)

1dℓ(=100mℓ)の体積の水の重さは100gですが、そのイメージは小さな紙コップ一杯分くらいです。

紙コップ

まだまだ軽いですが、手に持ったら重さを実感できるくらいになりますね。

ちなみに、デシリットルの「デシ」は10分の1を表す接頭語で、1デシリットルは1リットルの10分の1とい意味になります。

1リットル(1ℓ)

1ℓ(=1000mℓ)の体積の水の重さは1kgですが、そのイメージは500mlのペットボトル2本分になります。

1リットルのイメージ

このくらいになると、ちょっと重いと感じるレベルになってきますね。

1立法メートル(1m3

1m3(=1000ℓ)の体積の水の重さは1t(=1000kg)ですが、そのイメージは200ℓのお風呂の浴槽の水5杯分です。

お風呂200L×5

1m3の体積の水の重さは、一気に重たくなりましたね!

1tと言えば車と同じくらいの重さになりますから、とても人間の手で持つことはできませんね。

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水の重さの計算

この章では、水の重さを実際に計算してみたいと思います!

体積の数値を入力および体積の単位を選んで計算するボタンを押すと、その体積での水の重さを出力します。

色々な体積の水の重さを計算して遊んでみてくださいね(^^)

厳密には温度によって重さが違う!

最後になりますが、水の重さに関してもう一歩踏み込んだお話をしようと思います。

それは、「水の重さは温度によってわずかに違う」ということです。

水の重さなんて温度によって関係なく一緒のように思うのですが、厳密にいうと水の比重は下記の表の通りとなります。

(比重とは、水1cm3当たりの重さです)

温度比重
0℃0.9999
4℃1.0000
20℃0.9982
40℃0.9922
60℃0.9833
80℃0.9718
100℃0.9584

表を見てみると、4℃のときの水が最も比重が高く、それ以上や以下では比重が小さくなっていることが分かります。

これは、4℃の水が一番重たくて、それ以上や以下では水が少し軽くなっているということを意味します。

上記の比重から計算すると、4℃の水1ℓの重さは1kgピッタリですが、80℃の水1ℓになると0.9718kgということになります。

この差をグラムに直すと28.2gになりますから、温度によって水の重さが変わることが実感できますね。

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水より重いもの・軽いもの

最後はちょっと余談になりますが、これまで見てきた水より重いもの・軽いものをご紹介したいと思います。

身近にある、いろいろな物質の比重表がこちらです。

物質名比重
空気0.001
発泡スチロール0.02
木材0.4~0.7
0.7~0.9
ゴム0.9~1.3
0.92
1
海水1.03
プラスチック1.1~1.4
岩石2~3
コンクリート2.3
ガラス2.5
アルミニウム2.7
7.8
9.0
10.5
11.4
19.3
白金(プラチナ)21.5

比重とは、水の重さを1としたとき、その物質が水と比べてどのくらいの割合で重いかを示した数値です。

比重が0.5だと水の重さの半分で、比重が2だと水の重さの2倍といった感じです。

そしてこの比重の値が1より小さいと水より軽い、1より大きいと水より重いということができます。

そのため、比重が1より小さいと水に浮いて、1より大きいと水の中に沈みます。

まとめ

以上で、水の重さについての話を終わります。

まとめると、下記の通りです。

  • 水の重さは、1mℓにつき1g
  • 水の重さは、1ℓにつき1kg
  • 水の重さは、1m3につき1t
  • 水の重さは温度によっても変わる
  • 4℃の水が一番重い
  • 温度が高くなると、水は軽くなる
  • 比重が1より軽いものは、水に浮く
  • 比重が1より重いものは、水の中に沈む

今まで何となく感じていた水の重さが、どのくらいなのかはっきりと知ることができました!

これから、水の重さがどのくらいなのか気になったときに、このページが少しでもあなたのお役に立てましたら幸いです(^^)

また、重さの単位になっているkg(キログラム)については別ページで詳しくお話していますので、良かったらこちらにも遊びに来てくださいね。

てんびん
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