心因性(神経性)頻尿で学生時代に辛かったこととは?そのワースト5!

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心因性(神経性)頻尿。

特に体に異常は無いのですが、精神的な問題でトイレが近くなるのがその症状です。

そして私、当ブログ管理人の星野なゆたも、小さいころからこの症状で悩まされて困っているうちの一人でした。

今では、自分がそのような体質であることを理解して、トイレにいつでも行ける環境の職場で働いているのであまりストレスになることはありませんが、学生時代の時は本当辛くて、ものすごいストレスにもなっていました。

そこで今回は、私が心因性頻尿で学生時代に辛かったことワースト5をお話ししたいと思います。

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心因性頻尿の症状

まずは簡単に、心因性頻尿の症状についてお話しします。

心因性頻尿の最大の特徴は、「トイレに行けない状況になるほどトイレに行きたくなる」です。

家などのいつでもトイレに行ける環境であれば全然問題ないのですが、授業中などのトイレに行けない状況になると尿意を催すのです。

トイレに行けない状況になるほど行きたくなる、まさに、地獄の悪循環に陥るのです。

そして、時間帯や天気によっても症状に変化があって、私の場合は午前中や雨の日にその症状が強く出ていました。

もう本当に自分の意志ではコントロールできなくて、いつどこで襲われるか分からない尿意にいつもビクビクしてすごさなくてはならなくなり、精神的にとても大きな苦痛とストレスを同時に受けてしまいます。

辛かったことワースト5!

そんな心因性頻尿を患ってしまうと、学生時代には本当に辛いことが多く起こります。

その中でも、特に辛いと思ったできごとワースト5をここからは発表していきたいと思います。

ワースト5 休み時間

休み時間、これはトイレに行ける環境です。一見辛いことなどないように思うのですが、そうではないのです。

なぜならば、他の人にこう思われるからです。

「あいつ、休み時間の度にトイレに行ってるぞ!」

これが嫌でしたね。

でも、授業中に行きたくなったら大変なので毎回の休み時間に行かない訳にはいけない。

恥ずかしい思いをしながら、休み時間にトイレに行っていました。

ワースト4 授業中

学校に行ったら、当然ではありますが授業を受けなければなりません。

1日6時限~7時間、50分程度の授業を受けます。

しかし、頻尿患者にとってはこの50分という時間は決して短い時間ではありません。

むしろ、長いです。

水分を多く取ってしまった日や、雨の日、天気の悪い日などは、ものの30分で尿意MAXになることもしばしばです。

どうしても我慢できないときは、とても恥ずかしい思いをしながら授業中にトイレに行かせてもらったものです。

そして一番きついのは、先生の気まぐれによる突然の授業の延長。

よし、我慢しきったと思ってチャイムが鳴ったときに、チャイムが鳴ったのにまだ説明が終わってないからといって説明を続ける先生。

この時の一分の延長は、一時間にも感じます!

本当に、やめて欲しかったですね。

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ワースト3 試験中

試験中、この時間は、頻尿患者にとっての敵は二つあります。

一つは試験問題、そしてもう一つは、尿意です。

定期テストや模試、人生の大きなターニングとなる受験本番など、学生時代は試験だらけです。

しかも、国語や数学、英語などの主要科目になると、試験時間が長いのです。

最大で、120分なんて試験もありました。

そんな時間の中でトイレに行きたくなったら最後まで我慢するのは不可能に近く、またトイレを我慢するのが必至でテスト問題に全く集中できません。

試験中にトイレに行くのも非常に勇気のいる行為ですが、漏らすよりはましなので恥を覚悟で手を挙げてトイレに行かせてもらっていました。

ワースト2 修学旅行のバス

次は、修学旅行のバスの中です。修学旅行のバスの中も、頻尿患者にとっては地獄です。

お願いだから、世の中の全てのバスにトイレを付けてくれ!

と本気で思っています。

修学旅行のバスの中も、絶対にトイレに行けない、最悪な環境です。

なのでなるべく水分を飲まないようにしていたのですが、夕食の時にやってしまいました。

夏に一日中歩き回って、もう喉がカラカラ。

夕食の時に我慢できずに水をたくさん飲んでしまいました。

そしたら、食事会場からホテルへの帰りのバスの中で、尿意MAXです。

知らない道なので、あとどれくらいでホテルに到着するのかも分からない。

あとどれくらいでトレイに行けるのか分からない状態でトイレを我慢するのは、最大の苦痛です。

もう限界で漏れる寸前のところまで行ったのですが、何とかそこでホテルに到着。手はもう、冷や汗でビッショリでした。

ワースト1 卒業式

最も辛かったのは、そう、卒業式です。

卒業式ほど、頻尿患者にとって辛いことはありません。

それは、ムチで打たれるような次の3つの要素が揃っているからです。

≪厳粛な雰囲気で絶対途中にトイレに行けない≫

卒業式は、数ある学校行事の中でも最も大事で厳粛な雰囲気となる式です。

そんな雰囲気の中で、とても途中でトイレに行くことなんてできません!

トレイに行けない環境になればなるほどトイレに行きたくなる頻尿患者にとっては、最も辛い環境です。

≪式の時間が長い≫

そして卒業式は、式の時間も長いです。

普通の全校集会などであれば30分もあれば終わるのですが、卒業式となると全てが終わるまで2時間近くかかります。

この2時間という時間は、頻尿患者にとってはあまりにも長すぎる時間で、ほぼ永遠の時間のように感じられます。

≪寒いので余計トイレに行きたくなる≫

卒業式が行われるのは、日本では3月。

またまだ冬の寒さが残る時期です。

そんな中、冷え切った体育館で座ったまま。

体も冷えて、さらにトイレに行きたくなります。

このように、卒業式は頻尿患者にとってまさに地獄です。

これを何とか乗り切るには、もう水分を可能な限り取らないことしか対策はありません。

卒業式の当日から水分摂取を控えてもまだ足りず、卒業式の前の日から喉がカラカラになりながら水分を取らないようにして卒業式の望みました。

それでもやっぱり、式中にはトイレに行きたくなるのです!

泣きそうになりながら必死に我慢して、卒業式を乗り越えたのを今でも覚えています。

まとめ

以上が、心因性頻尿で学生時代に辛かったことワースト5です。まとめると、下記の通りです。

  • 【ワースト1】卒業式
  • 【ワースト2】修学旅行のバス
  • 【ワースト3】試験中
  • 【ワースト4】授業中
  • 【ワースト5】休み時間

学生にとって、頻尿はかなり辛く、恥ずかしく、ストレスになるものでありました。

もしあなたが今、学生で心因性頻尿で悩まれていましたら、それがどれだけ辛いかお気持ちはとても良く分かります。

また、もしあなたが心因性頻尿で悩まれている学生の親御さんでしたら、お子様はこのように思われているかもしれません。

今は本当に辛い時期だとは思いますが、将来的には心因性頻尿を患っていても、そんな体質である自分を理解して楽しく生きる道はたくさんあります。

もしこのブログを読まれてあなたにとって、少しでも励みになりましたら幸いです(^^)

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