大東建託。
今となっては日本で一番有名な賃貸アパートの不動産会社といっても過言ではないかもしれません。
こんにちは、結婚直前の2014年6月から2018年11月の約4年半、大東建託のアパートで暮らした当ブログ管理人の星野なゆたです。そこに住んでいる間に子供が生まれるなど、大東建託のアパートで暮らしている中で本当にいろいろなできごとがありました。
このページでは、そんな大東建託のアパートに実際に4年半住んでみて感じた、メリット・デメリットについてお話ししてききます。
目次
我が家の大東建託スペック
まずは、私が住んでいた大東建託アパートのスペックをご紹介したいと思います。
- 2014年新築
- 2階建ての2階角部屋
- 夫婦二人と子供一人の三人家族
- 間取り=2LDK
- 家賃=6.5万円(駐車場、諸経費込み)
今からお話するのは、このようなスペックを持った大東建託のアパートについてのお話になります。
メリットとデメリット
それでは早速ですが、私が大東建託のアパートに4年半住んで感じたメリットとデメリットをお伝えします。それぞれ、下記の通りです。
- 初期費用が比較的安い
- ゴミがいつでも出せる
- 間取りが良い
- 家賃がお手頃
- 家賃がクレジットカードで支払い可能
- 騒音がほとんど無い
- ガス代が高い
- エアコンの室外機が、風通しの悪いベランダにある
- 成果が給料に反映されにくい
- 地域の人との交流が希薄になる
- 3L、4Lのアパートも欲しい
以上、メリットとデメリットを箇条書きにしてお伝えしました。
それではここから、メリットとデメリットの各項目について更に詳しくお伝えしていきます!
メリットの詳細
まずは、メリットからです。
大東建託のアパートで暮らして感じたメリットの詳細をお伝えします。
初期費用が比較的安い
まずは、借りるときの初期費用が比較的安いことです。
普通に賃貸物件を借りようと思ったら、敷金やら礼金やら仲介手数料やらいろいろとかかって、総額50万円前後になることも普通にあります。なかなか、そのようなまとまったお金を準備することは難しいですよね。
しかし、大東建託の物件は敷金や礼金がほとんどいらず、初期費用が20万円程度で抑えられました。普通の金額の半分以下の金額です。
引っ越ししたら新しい家具なども買う必要があって何かとお金もかかるので、初期費用が低かったことはかなり助かりました。
ゴミがいつでも出せる
大東建託で最もありがたいと感じたメリットは、ゴミがいつでも出せたことです。
これは、大東建託のアパート専用のごみ捨て場があるためです。地域の市役所などが行っているゴミ収集と完全に切り離された大東建託独自のゴミ収集が行われているので、地域指定のゴミの日じゃないとゴミが出せないということが無く、いつでもゴミを出せるのです。
また、このごみ捨て場は策で完全に囲われているので、カラスや野良猫などにごみを荒らされる心配もありません。
そのため、生ごみや赤ちゃんのオムツなどを溜めずにこまめに捨てることができました。夏場などは長期間置いていると臭いも発生してきますので、これはかなりありがたかったです。
間取りが良い
うちはの間取りは2LDKでしたが、その間取りはかなり使い勝手が良いと感じていました。その間取りは、こんな感じです。
大手賃貸経営の会社だけあって、間取りなどの知識は豊富なのでしょう。非常に暮らしやすい間取りになっています。
特に、炊事をしながら子供に目が届くカウンターキッチンは最高ですね。どうしても炊事中は危なくてキッチンに子どもを入れることはできないのですが、目が届いているだけでもかなり安心することができます。
家賃がお手頃
大東建託のアパートの家賃は決して激安ではありませんが、建物の質と比較すると手頃感はあります。よほどの都会でもない限り、家賃も2LDKで5~7万円代が相場ですから、普通の会社員でも無理なく手が届きます。
それでありながら、水回りや内装も、平均クラスの設備が整っています。給料はまだ少ないけど住むところにはあまり妥協したくない若い世代にとっては、強い味方ですね。
家賃がクレジットカードで支払い可能
大東建託では、長いことクレジットカードでの家賃の支払いはできませんでしたが、条件はありますが2016年ごろから遂にカードでの支払いができるようになりました!
これは、かなり大きなメリットがあります。そう、カードのポイントがめっちゃ貯まることです。
家賃は、普段の支払いの中では最も大きなものの一つです。家賃6.5万円でも、年間約80万円の支払いが発生することになります。それをカードで払うことができれば、1%のポイントでも8,000円も貯まることになるのです。
どうせ同じ家賃を払うのであれば、カードのポイントが貯まった方が絶対にお得ですもんね。
ただ、家賃をクレジットカード払いにしても、一括ではなく分割やリボ払いで払うと、ポイントどころか利子によってより多くのお金を支払わないといけなくなりますので、そうなる可能性があるのならクレジットカードや辞めましょう。
騒音がほとんどない
大東建託のアパートの悪い評判で有名なのが、「隣や上の階の騒音がうるさい」というものです。私の会社の同僚にも大東建託のアパートで一人暮らしをしている人がいて良く遊びに行っていたのですが、上の階の人に子供がいたこともあり騒音はうるさいかなと感じていました。
そんな不安を抱えて引っ越したのですが、騒音問題で気になったことは一度もありませんでした。それどころか、隣の人は本当に住んでいるのだろうか?と思うくらい物音が聞こえてきません。
これは、良い方向ではありますが予想外でした。最上階の角部屋だったのも、良かったのかもしれません。もしくは、大東建託が度重なる騒音クレームに対して遂に重い腰を上げ、新しく建てる物件には騒音対策を施した建物にしているのではないかと勝手に思っています。
デメリットの詳細
次は、デメリットです。
住んでいると、やはりもう少し何とかならないかと思うところが出てきます。ここからは、そんなデメリットの詳細をお伝えします。
ガス代が高い
大東建託のアパートに住んでいて最も不満だったのが、ガス代が高かったことです。
大東建託の建物では、都市ガスが無いところはLPガスを使っていますが、LPガスはかなり値段が高いのです。そして大東建託のガス会社は、大東建託グループのガスパルという会社が一手に引き受けていますので、他の安いガス会社を検討する余地もなくガスパルと契約せざるを得ません。
また、給湯器に昔ながらの普通のガス給湯器が付いていたのもガス代が上がる原因になっていました。今のご時世、ガス給湯器はエコジョーズという潜熱回収型の高効率ガス給湯器がすでに普及しているのですが、そのタイプではなく普通の給湯器が設置されていました。
普通の給湯器は、設置する費用は安くてガスをたくさん使うので、大東建託とガス会社にとってはとてもメリットがあります。しかし、我々入居者にとっては支払うガス代が高くなるだけなのでとても大きなデメリットです。もう少し、入居者のことを考えて欲しいものです。
あと、ガスパルにはもう一つ不満なことがありました。それは、クレジットカードでの支払いができないことです。グループ会社である大東建託がクレジットカードでの家賃の支払いを始めたのですから、ガスパルもクレジットカードでの支払いをできるようにして欲しかったです。
エアコン室外機が、風通しの悪いベランダにある
ライフライン関係でもう一つ不満だった点は、エアコンの室外機が風通しの悪い囲まれたベランダにあったことです。
エアコンの室外機の役割は、夏は部屋の暑い空気の熱を捨てること、冬は部屋を暖める熱を外の空気からもらうことなので、室外機が風通しの悪い囲まれたベランダにあると室外機で上手く外の空気と熱の交換ができなくなります。
そうするとエアコンが高負荷になって、電気代が高くなったり、冷暖房の効きが悪くなったりと、良いことは一つもありません。エアコンの室外機の置き場は、もうちょっと考えて欲しいものです。
地域の人との交流が希薄になる
これはメリットと感じる人もいると思いますが、私はデメリットかなと感じています。大東建託のアパートに住んでいると、どうしてもその地域の人との交流は希薄になりがちです。
一人暮らしであればそれでも良いのかもしれませんが、小さな子供がいると、地域の人との交流が無いのは若干不安に感じました。
3L、4Lのアパートも欲しい
大東建託のアパートのターゲットは、一人暮、夫婦二人、夫婦二人+赤ちゃんといったところです。その為、間取りはどんなに広くても2LDKまでで、それ以上の建物はほとんどありません。すると子供が大きくなると2LDKでは手狭になるため、子供が小学校に入学する前には他の場所へ引っ越すパターンがほとんどです。
その際に、また大東建託でも別に良いかなとは思うのですが、3L、4Lのアパートが無いので必然的に候補から外れます。そのため、小学生以上の子供がいてもゆったりと暮らすことができる、3LDKや4LDKのアパートもあったら良いなと思いました。
まとめ
以上が、大東建託のアパートに住んでいて感じた、メリットとデメリットです。
大東建託のアパートに4年半住んだ後、やはり子供が大きくなって手狭になったため3LDKの賃貸マンションへ引っ越しましたが、大東建託のアパートも住み心地は良くて結構好きでした。
もちろんこれは私が住んでいたアパートの感想で、大東建託アパート全体に当てはめるものではないかもしれませんが、少しでも、いま大東建託のアパートへの引っ越しを考えているあなたの参考になりましたら幸いです(^^)
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