運転免許証紛失時の再発行の方法とは?出張、旅行先などで失くしたら?

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運転免許証失くした!

もしかしたら、人生で一度はあるかもしれない悲劇。通勤時や出張先、旅行先などの車に乗らないといけないときに失くしてしまったらもう最悪です。そしてどうしても見つからない場合は再発行するしかありません。

このページでは、そんな運転免許証を万が一紛失してしまった時の再発行はどのようにしたら良いかについてお話しています。

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紛失から再発行までの流れ

まずは、紛失に気付いた時から再発行までの流れがどんな感じになるのかを下記に書きます。

免許再発行までの流れ

免許を失くしたことに気付く

警察に遺失届を出す

免許紛失中は免許証不携帯となり運転はNG

運転免許センターor警察署で免許再発行

新しい免許を入手し晴れてまた車が乗れるように

このような一連の流れになります。

この中で一番気になるのは免許を失くした状態で車に乗っても良いのかというところですが、これは免許不携帯になってしまうのでNGです。免許を失くしたときは、これが一番痛いですね。

再発行までの詳細

それではここからは、紛失から再発行までの各段階の詳細について説明していきます。

遺失届を出す

免許証を無くしてしまったときにまず最初にやるのは、最寄りの警察署に遺失届けを出すことです。どこの警察署でも届けを出すことができますので、すぐに出してください。もし見つかったら連絡が入りますし、免許証の再発行の際にも遺失届の有無の記入欄があるので必ず警察へ届け出るようにしましょう。

紛失状態の運転はNG

免許証を失くしてしまったときに一番気になるのが、車を運転してもいいかどうかですが、これは結論からいうと免許紛失状態で車に乗るのはNGです。当たり前ですが、免許証不携帯の違反になります。そのため、免許を紛失してしまったら免許を持っている他の人に運転してもらうか、自分の車以外の方法で移動するしかありません。免許証を失くすと運転できないのが一番辛いです。

ポイント!免許証不携帯
【罰則】
・違反点数は無し
・罰金3,000円
道路交通法では、運転中の義務として免許証の携帯と警察官から提示を求められたときは提示しなければならないと定められています。つまり、免許を携帯せずに車を運転すると立派な法律違反になるのです。しかし、罰則としてはそれほど厳しくなく、違反点数は無しで罰金は3,000円です。違反点数が無いので、免許証不携帯で切符を切られても免許の点数は増えませんし、ゴールド免許の権利も失いません。また、免許証を携帯していなかっただけで無免許運転とは全く違うので、めちゃくちゃ罰則の厳しい無免許運転として問われることはありません。

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再発行できる場所

ここからは、具体的な免許証を再発行する方法についてです。免許証は、下記の場所で再発行できます。

再発行できる場所
  • 各都道府県の運転免許センター(即日発行)
  • 警察署(再発行まで約2週間)

免許証を紛失した場合は、各都道府県の運転免許センターもしくは警察署で再発行できます。どちらも、自分の住んでいる都道府県で手続きしなければなりません。なので、旅行中などで他県で紛失した場合、他県で再発行することはできません。自分の住んでいる地域に返ってから再発行することになります。

再発行までの期間は、各都道府県の運転免許センターであれば即日交付、警察署であれば約2週間後の交付になります。普段車を使っている人にとって2週間も免許証不携帯状態が続くと困りますから、ほとんどの場合は即日交付してくれる運転免許センターに足を運ぶことになりそうですね。

再発行に必要な持ち物

免許再発行に必要な持ち物についてです。免許証再発行の時には、下記のようなもの持ち物を持って行かなければなりません。ただ、各都道府県や運転免許センターに行くかか警察署に行くかによって必要なものが違うことがありますから、再発行するときには手続きをしようと思っているところに電話したりネットで確認して、何が必要なのかを確かめるようにしましょう。

再発行に必要な持ち物
  • 手数料3,500円
  • 証明写真(警察署のみ)
  • 本人確認できるもの
  • 印鑑
  • 破損、汚れの場合はその免許証

手数料は、再発行に必要の際に必要なお金ですね。証明写真は、運転免許センターの場合はそこで写真を撮影できる設備がありますので不要です。本人確認できるものは、住民票などです。印鑑は認印で大丈夫ですが、シャチハタは避けましょう。また、紛失ではなく破損や汚れで再交付をしたい場合は、その免許証を持っていきます。

記入する書類

免許証再発行をする際に記入しなければならない書類についてです。下記の2種類の書類を書く必要があります。

再発行時に記入する書類
  • 運転免許証再交付申請書
  • 運転免許証紛失顛末書(てん末書)

どちらもその場で記入しますが、氏名や住所などの基本的なことを記入するだけなので特にややこしいことはありません。あと、てん末書には紛失時に警察に遺失届を出したかどうか記入する項目があるので、遺失届はやはり紛失時に出しておいた方が良いですね。

再発行までの時間

再発行までにかかる時間は、運転免許センターの場合は申請の手続きを始めてから新しい免許がもらえるまで1~2時間なので、本当にすぐに再発行してくれるという感じです。

その他

ここからは、直接免許証の再発行に関わる話ではありませんが、合わせて気になることについてお話していきます。

免許証番号の末尾が1増える

免許証を再発行すると、免許証番号の末尾が1ずつ増えていきます。最初は末尾は0ですが、一度再発行すると1、二度再発行すると2になります。

免許再発行

そのため、警察官など見る人が見たら免許を何回なくしたことがあるのかが一発で分かります。とても恥ずかしいので、この番号は増やしたくはないですね!

悪用防止対策

今のご時世、免許証は単なる運転するための証明書というだけではなく、本人確認として最も良く使われるとても大切なものになっています。そのため、紛失した免許証が悪用され金銭的な被害が発生してしまうようなことがあったら一大事です。

そのようなことを防ぐために「本人申告制度」というものがあります。これは信用情報機関に免許証を紛失した旨を連絡し、銀行口座やクレジットカードを作るときの審査をより慎重にやってもらうための制度です。

紛失した免許証が悪用されることはかなり稀な事例ではあるかもしれませんが、決してゼロとは言えないので少しでも不安を感じた場合は本人申告制度を利用した方が良いですね。

まとめ

以上が、免許証を紛失した場合の対応と再発行の方法についてです。

免許証はとても大事なもので本来失くしたりしたらいけないものではあるのですが、どうしても見つからない場合は再発行するしかありません。免許証を再発行した後は、今後もう二度と失くさないように新しい免許証の管理をしっかりとしていきたいですね。

P.S.

ちなみに私も一度、恥ずかしながら旅先で運転免許証を紛失してしまったことがあります。

私が免許を紛失した原因は、バックの置き忘れでした。その時は車を置いて電車で移動していたのですが、なんと駅で切符を買ったときにバックをそこに忘れてしまったのです!気づいたのは、電車を降りたとき。焦って切符を買った駅に戻って確認したのですが、バックは既に無し。駅の忘れ物コーナーにも届けられておらず、結局見つかりませんでした。そして、そのバックには運転免許証も入っていたのです!

免許証を失くしたのは初めてでどうしたら良いかわからず、とりあえず警察署に電話してみたら再発行をしなければならず、それまでは免許証不携帯になるので運転してはダメとのこと。幸いにもそのときは家族旅行で私以外でも父が運転できたので、そこから先は全て父に運転してもらいました。

私は車通勤だったので、旅行が終わって自宅に帰るとすぐに免許証を再発行しなければなりません。しかし、免許の再発行は平日しかできないので、やむなく上司に電話をして事情を話して有給をもらい、月曜に再発行に行くことに。ここでも当然車に乗れませんから、地元の運転免許センターまで電車を使っていきました。そして運転免許センターに着くと、結構免許失くして再発行しに来てる人がいます。こんなに、仲間がおったんやな・・・

運転免許センターで早速免許証再交付の申請をしたのですが、途中ややこしいこともなく拍子抜けするくらい簡単に再発行をしてくれました。時間も1時間くらいで、本当にすぐです。免許証とかいう結構重要なものをそんな簡単に再発行して良いのかと不安を感じるくらいでした(笑)

あと、免許証を再発行した後に新しい免許で検問に引っ掛かったときのことです。別にやましいことは何もしていなかったので普通に警察官に免許証を見せたのですが、その警察官はすぐに免許証の末尾が1上がっているのに気付いたらしく、「あー、免許再発行ですね~」と言われましたorz。だからと言ってそれで何かある訳ではありませんが、なんかその時はめちゃくちゃ恥ずかしかったです(>_<)

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