祝日。
例年であればだいたい決まった日に訪れますが、今年はオリンピックの日程に合わせてその日にちが変更になった祝日があります。
しかしながら、先のコロナウイルスによる世界的なパンデミックの影響で、東京オリンピックは2021年に延期することが決まりました。
そうすると気になってくるのが、オリンピックに合わせて日にちが変更になった祝日はどうなるのかについてです。
このページでは、そんなオリンピック延期による2020年の祝日への影響についてお話していきます。
目次
オリンピック延期による祝日の影響
それでは早速ですが、オリンピックの延期のよる今年の祝日への影響をお伝えします。
政府の方針は、こちらのようになっています。
2020年の祝日は、オリンピックが延期になったが、祝日の日は元に戻さず変更したままにする。
このように、オリンピックは延期になったものの、オリンピックのために移動した祝日は元に戻さずに、当初の予定通り変更されたままになります。
ちなみに、オリンピック開催に合わせて日にちが移動になった祝日は、次の3つです。
祝日名 | 日にち | (2020年は平日) |
---|---|---|
海の日 | ||
スポーツの日 (旧体育の日) | ||
山の日 |
海の日・スポーツの日がオリンピックの開会式に合わせて、山の日が閉会式に合わせて祝日が移動になっていて、例年とは違った祝日の日になっています。
※移動した祝日はそれぞれ別ページで詳しくお話していますので、興味のある方はこちらにも遊びにきてくださいね。
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祝日を戻さなかった理由
上記の通り、オリンピックが延期になっても祝日はそのままになりましたが、ここからはその理由についてお伝えします。
法律で決まっているので、法改正の必要がある
一つ目は、今年の祝日がれっきとして法律で決まっていることです。
この日が祝日になることは、2年前に「五輪特措法」という法律で決められました。
そのため、祝日を元に戻そうとするとまた法改正が必要になります。
法律の改正は国会で決める必要があるため、すぐには変更できません。
オリンピックの延期が決まったのは開催予定日の約4ヵ月前とかなり急だったため、ここから法改正するのはかなり難しい状況となっていました。
すでに今年のカレンダーがそのようになっている
もう一つは、すでに今年のカレンダーがオリンピックに合わせた祝日の日で世の中に出回っていることです。
短期間で必死の思いで法律を改正して祝日を元に戻したところで、その先に待っているのは大混乱しか予想されません。
いま手元にあるカレンダーや手帳と祝日の日が変わってしまうので、とても分かりにくくなってしまいます。
また、すでにその祝日の日程でイベントや行事を決めているところもあると思うので、今さら祝日の日を元に戻されたらたまったものではありません。
これも、祝日がそのままになった一つの理由になっています。
2021年はどうなる?
最後、もう一つ気になることは、じゃあ2021年の祝日はどうなるの?ということです。
これに関しては、政府の方針としては、やはり来年もオリンピックの日程に合わせて「海の日・スポーツの日・山の日」を移したいと考えているようです。
その場合、2021年のそれぞれの日の祝日は、下記の通りになります。
- 海の日:2021年7月22日(木)
- スポーツの日:2021年7月23日(金)
- 山の日:2021年8月8日(日)
しかしながら、2020年6月の段階では、これはまだ正式に決定していません。これまでにお話したように、祝日の改正には法改正が必要になります。
政府としてはなるべく早く決めたかったでしょうが、2020年の通常国会の期間中に決めるためには、審議期間が短く無理だという判断になりました。
そのため、正式決定するためには、今後臨時国会を開いて法改正を実施しなければなりません。
祝日の日にちはかなり気になることの一つになりますから、なるべく早く決めて欲しいものですね。
まとめ
以上で、オリンピック延期による2020年の祝日への影響についての話を終わります。
まとめると、下記の通りです。
- オリンピックが延期になっても、2020年の祝日は移動したしたまま
- 移動となる日は、海の日・スポーツの日・山の日
- 移動したままの理由1は、法改正が必要なこと
- 移動したままの理由2は、元に戻すと大混乱が予想されること
- 2021年の祝日も、オリンピックに合わせて変更するように政府は動いている(まだ決まってはいない)
2020年は、オリンピックのために変更した祝日がまさかの空振りになってしまいましたが、私たちは決められた祝日の日に休むしかありません。
このように2020年はちょっと変わった祝日の日どりになってしまいますが、それに合わせて予定を立てていきたいですね!
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