特急券と乗車券の違いとは?なぜこの2つが必要なのかを簡潔に紹介!

切符アイキャッチ

特急券と乗車券。

初めて新幹線に乗るときなどは、何で特急券と乗車券の2枚の切符が必要なのだろうかと疑問に思うこと、ありますよね。もちろん、両方買わないと新幹線に乗れないので買いはするのですが、この特急券と乗車券、いったい何が違うのでしょうか?

このページでは、そんな特急券と乗車券の違いについて説明しています。(※特に断らない限りJRの切符に関しての説明になります)

また、その他の種類の切符や切符の買い方、改札の通り方など合わせて気になることについても触れていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)

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特急券と乗車券の違い

それでは、早速ではありますが特急券と乗車券の違いについて説明します。一言で表すと、下記の通りです。

特急券と乗車券の違い

乗車券は全ての電車に必要な切符で、特急券は乗車券にプラスして新幹線や特急電車に乗るときに必要な切符

そう、乗車券は普通列車を始め全ての電車に乗るのに必要な切符であり、特急券は乗車券にプラスして新幹線や特急電車など速度の速い特別な列車に乗るときに必要な切符だったのです。だから、新幹線に乗るときは2種類の切符が必要だったのですね。

これで特急券と乗車券の違いは分かりましたが、それが分かると次は下記のようなことも気になりますよね。

  • 乗車券や特急券とはそもそもどのようなものなのか?
  • 他にはどんな種類の切符があるのか?
  • 実際に切符を買うときにはどのようにしたら良いのか?
  • 改札はどうやって通るのか?
  • JRではなく私鉄の場合はどうなのか?

ここからはそれらを深堀して更に詳しくお伝えしていきます!

特急券および乗車券の詳細

特急券および乗車券とはいったいどのようなものなのか、その詳細についてお話していきます。まずは乗車券からです。

乗車券とは?

乗車券2
乗車券とは、電車に乗るために必要な料金のことで、どんな電車に乗るにも必ず必要になる料金です。料金は距離によって決まっていて、距離が長くなるほど金額も高くなります。普通電車、快速電車においてはこの乗車券のみで乗ることが可能です。

乗車券のみで乗れる電車

  • 普通電車
  • 快速電車

特急券とは?

新幹線切符

特急券とは、新幹線や在来線の特急電車などに乗るときに、乗車券とは別に必要となる切符のことです。その為、これらの列車にのるときには乗車券と特急券の両方を買わなければなりません。乗車券のみで乗ると不正乗車になります。また上記の写真のように、乗車券と特急券の必要な区間が同じ場合は1枚の切符に合わさっている場合もあります。

特急券が必要な電車

  • 新幹線
  • 特急電車

なぜこれらの電車に乗るのに乗車券と別に特急券が必要になるかというと、目的地までより早くより快適に行けるからです。時間と快適性をお金を出して買っているということですね。車で例えると、高速道路に乗るときに必要になるお金が特急券の料金というイメージです。

その他の種類の切符

ここからは、乗車券と特急券以外の切符について3種類ほど、指定席券、グリーン券、特別企画乗車券(トクトクきっぷ)とはどのようなものなのかについてお話します。

指定席券とは?

指定席2

指定席とは、ある決められた席に座るための切符です。料金は、新幹線や特急電車の種類、時期によって変わりますが、だいたい500円前後といった場合がほとんどです。

自由席だと席が空いていないと座れませんが、指定席だと当たり前ですが席が指定されているので確実に座れます。特急券が必要な新幹線や特急電車で移動する場合は長時間電車に乗ることになるかと思いますので、数百円の値段の差で確実に座れるのであれば指定席を取りたいですよね。

指定席券で自由席はダメ?自由席の切符で指定席の座席に座るのはもちろんNGですが、逆の場合、指定席の切符を持っていて自由席に座ることはできるのでしょうか?実は、この場合もNGになります。指定席の切符の方が高いのでそれで自由席に乗っても良さそうなものなのですが、基本的にはダメなのですね。

 

これは、それを許してしまうと一人で2席分の座席が占有されてしまうことになり、鉄道会社にとっても自由席を利用したいお客さんにとっても不利益になるといった理由があるからです。ただ、特例として自分の買っていた指定席の列車に乗り遅れた場合、当日の後続列車に限り指定席の切符で自由席に乗ることが認められています。

グリーン券とは?

グリーン車

グリーン券は、グリーン車に乗るために必要な切符です。グリーン車とは、一般の座席よりもグレードの高い座席の車両のことですね。座席も広く設備も豪華で、とても快適に目的地まで旅を楽しむことができます。

ただし、必要な料金は数千円と一般の指定席と比べるとかなり割高。なので、普通に使用するのはなかなか難しいですよね。でも、人生で一度はグリーン車に乗って快適な旅をしてみたいものですね。

特別企画乗車券(トクトクきっぷ)とは?

特別企画乗車券

特別企画乗車券。JRの間で、通称「トクトクきっぷ」と呼ばれている切符です。

この切符は、発売期間、利用できる列車、利用できる座席になど様々な利用制限を設ける代わりに、正規の料金よりも割安な料金で購入することができます。

また、この切符には特別企画乗車券であることが分かるように、切符の左上に「企」というマークが付いているのが特徴です。

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切符の買い方

次は、切符の買い方についてです。例として、広島県の宮島口駅から大阪府の高槻駅へ、在来線と新幹線で行く場合を考えます。

宮島口から広島まで普通で行って、広島から新大阪までは新幹線、新大阪から高槻までは新快速で行きます。そうすると、乗車券と特急券が必要な区間は下記の図の通りとなります。

切符の区間

乗車券が必要なのは、宮島口から高槻まで、特急券が必要なのは新幹線に乗る広島から新大阪までですね。新大阪から高槻までの新快速は、乗車券のみで乗れる電車ですから特急券は必要ありません。また、新幹線の区間を指定席やグリーン車に乗りたい場合は、別途その料金を支払う必要があります。

また、乗車券に駅名ではなく「東京都区内」「福岡市内」などと表記されていることがありますが、これはJRが定めた東京都区内や福岡市内の駅であれば、どの駅で降りても良いという意味です。

改札の通り方

改札の通り方についてです。乗車券と特急券の2枚の切符がある場合、改札はどのように通れば良いのでしょうか?上記、宮島口駅から高槻駅まで行く場合を例にして説明していきます。

まず、宮島口で普通電車に乗るときは、乗車券のみがあればOKです。自動改札を通る場合でも、乗車券のみ通せば通過できます。

そして広島で新幹線に乗るときに、乗車券と特急券の2枚の切符を使います。新幹線の自動改札では、乗車券と特急券の2枚を重ねて同時に入れます。2枚重ねて入れて機械が壊れないのかなと若干心配になりますが、2枚同時に入れるのが正しい入れ方です。

新幹線から降りるときの自動改札機にも2枚同時に入れますが、降りるときは自動改札から出てくるのは乗車券のみとなります。新幹線に乗るための特急券はもう役目を終えて不要なため、自動で回収されるのですね。2枚入れた切符が1枚しか出てこないことになりますが、それが正常です。

そして最後に、高槻で降りるときに乗車券を自動改札に通せば、ゴールです。このように、乗車券は乗る駅から降りる駅まで全てで、特急券は特急券が必要な区間のみの改札を通すということになります。

また、新幹線で博多駅から新神戸駅に行く場合など、乗車券と特急券の区間が一緒の場合は、特急券と乗車券が一体化した一枚の切符が発券されますが、その場合は新幹線の改札のその一枚を通せば問題ありません。

私鉄の場合は?

最後になりますが、JRではなく私鉄の場合は、ほとんどの場合どの電車にも特急券は必要ありません。京王線、京浜急行線、阪急線などの私鉄各線は、特急料金というものはありません。

特急や急行、準急などいろいろな電車がありますが、全て乗車券のみで乗ることができます。これらの速達列車は、JRでいうところの快速といったイメージですね。

ただ、近鉄の名阪特急など私鉄の一部特急列車では特急料金がかかるものもありますから、そのような電車に乗るときには注意が必要です。

まとめ

以上が、特急券と乗車券の違いについてです。まとめると、下記の通りです。

  • 乗車券は全ての電車に乗るのに必要
  • 特急券は、新幹線や特急電車など速い電車に乗るときに必要
  • 特急料金は、より早く目的地へ到着できることへの対価

新幹線に乗るときには、特急券も買わないといけなくて高いなぁと良く思っていたのですが、それは特急券と乗車券にこのような違いがあったからだったのですね。

初めて新幹線に乗ったりするときなどには不安になることもあるかもしれませんが、乗車券と特急券の違いを知って、自信を持って電車に乗りたいですね!

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