シルバーウィーク。
春の大型連休をゴールデンウィークと呼ぶのに対して、最近は秋の大型連休のことをシルバーウィークというようになってきました。
しかしこのシルバーウィーク、毎年必ずやってくるゴールデンウィークと違って、毎年ある訳でありません。
そこで今回は、このシルバーウィークについて調べて徹底的にまとめてみました!
このページでは、シルバーウィークとはそもそもいつの連休を指すのかや、次にやってくるシルバーウィークについてお話していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
目次
シルバーウィークとは?
まずは、シルバーウィークとはどのような連休を指すのかをお伝えします。
現在では、シルバーウィークと言えば下記のような連休を指します。
祝日の並びによってたまに発生する、9月の大型連休(5連休)
このように、9月に発生する5連休の大型連休のことをシルバーウィークと呼んでいます。
しかし、毎年必ずやってくるゴールデンウィークと違って、秋のシルバーウィークは年によってあったりなかったりするという特徴があります。
例として、直近で発生した2015年9月のカレンダーを見てみたいと思います。
まさしく、5連休になっていますね!
ただ、2015年にシルバーウィークはしばらく発生していません。
そうなると気になるのが、シルバーウィークが発生する仕組みと、次にやってくるシルバーウィークはいつかということです。
次章以降は、それらのことについて説明していこうと思います!
シルバーウィーク発生の仕組み
次は、シルバーウィークが発生する仕組みをお伝えします。
シルバーウィークの発生に欠かせないのが、「国民の休日」という休日です。
前後が祝日である平日は、国民の休日として休みになる
このような制度が、日本の祝日法で定められてます。
昔は、5月3日の憲法記念日と5月5日の子供の日に挟まれた5月4日が国民の休日となって休みになることが有名でしたが、2006年に4月29日のみどりの日の祝日が昭和の日に、そしてこれまで国民の休日だった5月4日がみどりの日の祝日となったため、通常では国民の休日が発生する年が無くなりました。
そして現在、唯一国民の休日が発生する可能性があるのが、敬老の日と秋分の日の間です。
しかし、敬老の日の祝日は9月の第3月曜、秋分の日の祝日は昼と夜の長さが半分になる日と決められており、どちらも毎年祝日になる日が微妙に違ってきます。
なので毎年国民の休日が発生する訳ではないのですが、この2つの祝日の並びが絶妙に配置されたときに、国民の休日が発生し、秋の大型連休、シルバウィークが発生するのです。
※秋分の日が毎年微妙に変わる理由については別ページで詳しくお話していますので、気になる方はこちらも参照されてください。
シルバーウィークになる年
シルバーウィーク発生の仕組みが分かると知りたくなるのが、次のシルバーウィークはいつ来るの!?ということです。
直近では2015年に発生したシルバーウィークですが、今の祝日の制度が続いたとすると、2050年までに5回のシルバーウィークがやってきます。
シルバーウィークになる年!
- 2026年
- 2032年
- 2037年
- 2043年
- 2049年
これから約30年で5回ですから、だいたい6年に1度くらいの割合でやってくる計算になります。
あまり確率としては高くないので、本当に来るのが待ち遠しくなりますね!
シルバーウィーク期間のパターン
ここからは、シルバーウィークになる場合も含めて、これから先2050年までの9月の連休パターンをみて行きたいと思います!
5連休(シルバーウィーク)
まずは、前述の通りシルバーウィークになる年です。
2026年、2032年、2037年、2043年、2049年
次回は2026年にやってきて、このようなカレンダーになります。
まだ少し先な気がしますが、とっても来るのが楽しみですね!
4連休(プチシルバーウィーク)
次は、4連休になるパターンです。
秋のシルバーウィークは主に5連休になる時を指しますが、4連休でもなかなかです。
なので、4連休はプチシルバーウィークと言えるかもしれません。
2020年、2048年
次回は2020年にやってきて、このようなカレンダーになります。
4連休のパターンは、2050年までにたった2回しかない超激レアのパターンです。
※2020年のシルバーウィークについては別ページで詳しくお話していますので、気になる方はこちらも参照されてください。
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3連休+3連休
ここからは、シルバーウィークが発生しない年になります。
シルバーウィークが発生しない年では最も嬉しい、3連休が2回来るパターンです。
2022年、2024年、2028年、2029年、2030年、2033年、2035年、2036年、2039年、2041年、2045年、2046年、2047年、2050年
次回は2022年にやってきて、このようなカレンダーになります。
3連休2回になる年はたくさんあって、9月の休日パターンでは最も多い形になります。
3連休が2回連続というのも結構嬉しいので、これはこれで楽しめそうな日どりです。
3連休+平日1日休み
こちらは、3連休1回と、平日が1日祝日で休みになるパターンです。
2021年、2025年、2027年、2031年、2038年、2042年、2044年
次回は2021年にやってきて、このようなカレンダーになります。
飛び石で休みが続くといった感じのカレンダーになります。
このような日どりになると、21日、22日、24日の平日は、なかなか仕事や学業に身が入らないかもれませんね(笑)
3連休1回(秋分の日土曜被り)
最後は、最も悲惨な3連休が1回しか来ないパターンです。
秋分の日のが土曜日と重なってしまい、祝日を1回損した形になる日どりです。
2023年、2034年、2040年
次回が2023年にやってきて、このようなカレンダーになります。
こうなるのは2050年までに3回なので10年に1度くらいのペースですが、祝日の土曜被りは本当に悲しくなるので、それがくる年はかなりショックです。
こうなったら、シルバーウィークどころか、デスウィークという名前がふさわしくなりそうなとても憂鬱な9月になりそうです。
シルバーウィークパターン表
それでは最後に、2050年までの秋のシルバーウィーク期間がどうなるのかを、年ごとに並べてみたいと思います!
年 | パターン |
---|---|
2020年 | 4連休(プチシルバー!) |
2021年 | 3連休+平日1日休み |
2022年 | 3連休+3連休 |
2023年 | 3連休1回(秋分の日土曜被り) |
2024年 | 3連休+3連休 |
2025年 | 3連休+平日1日休み |
2026年 | 5連休(シルバーウィーク!) |
2027年 | 3連休+平日1日休み |
2028年 | 3連休+3連休 |
2029年 | 3連休+3連休 |
2030年 | 3連休+3連休 |
2031年 | 3連休+平日1日休み |
2032年 | 5連休(シルバーウィーク!) |
2033年 | 3連休+3連休 |
2034年 | 3連休1回(秋分の日土曜被り) |
2035年 | 3連休+3連休 |
2036年 | 3連休+3連休 |
2037年 | 5連休(シルバーウィーク!) |
2038年 | 3連休+平日1日休み |
2039年 | 3連休+3連休 |
2040年 | 3連休1回(秋分の日土曜被り) |
2041年 | 3連休+3連休 |
2042年 | 3連休+平日1日休み |
2043年 | 5連休(シルバーウィーク!) |
2044年 | 3連休+平日1日休み |
2045年 | 3連休+3連休 |
2046年 | 3連休+3連休 |
2047年 | 3連休+3連休 |
2048年 | 4連休(プチシルバー!) |
2049年 | 5連休(シルバーウィーク!) |
2050年 | 3連休+3連休 |
これから先の連休の日程、見ているだけでもなんかワクワクした気持ちが湧いて来ますね(^^)
終わりに
以上で、シルバーウィークについての話を終わります。
このように、シルバーウィークは毎年発生しないどころか、むしろある年が珍しいといった形の連休になります。
そのため、シルバーウィークが発生する年は、早めに計画を立てて秋の行楽シーズンを思いっきり楽しんでいきたいですね!
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