台風の多い時期とは?日本に上陸や接近する数を月別に徹底解説!

台風進路のイラスト

台風。

夏から秋にかけて良く日本にやってくる、恐ろしい自然災害の一つですよね。

そして台風に関して気になることの一つに、台風の多い時期はいつ頃なのか?ということがあります。

強い風や雨を伴った台風が日本にやってくると、大きな被害をもたらします。また、旅行やイベントをキャンセルせざるを得なくなるかもしれません。

そこで今回は、台風がいつどのくらい日本に上陸や接近するのかを徹底的に調べてみました!

このページでは、そんな台風の多い時期のほか、その理由や台風にまつわる記録も合わせてお話していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)

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台風の多い時期

それでは、早速ですが台風の多い時期を見ていきたいと思います。

まずは、それぞれの月ごとの台風発生数や日本への上陸数の平均の個数を表にしてみました。

発生数
上陸数
本土
接近数
沖縄
接近数
1月
0.5
0
0
0
2月
0.4
0
0
0
3月
0.5
0
0
0
4月
0.4
0
0
0
5月
0.7
0
0.3
0.3
6月
2.2
0.1
0.4
0.9
7月
4.0
0.6
0.7
1.7
8月
5.0
1.0
1.9
2.2
9月
5.3
1.2
1.6
1.8
10月
3.2
0.4
1.4
1.4
11月
1.5
0
0
0.1
12月
0.8
0
0
0
年間
24.5
3.3
5.9
8.0

この表は、2009年から2018年の平均の数値になります。また、それぞれの個数の意味の詳細は、下記の通りです。

【発生数】
台風の発生した総数です。日本に来なかったものも含みます。

【上陸数】
日本に上陸した台風の数です。上陸とは、日本本土(本州・九州・四国・北海道)の上を通過した台風のことを指します。(沖縄の上を通過した際は上陸には含まれません)

【本土接近数】
日本本土に接近した台風の数です。接近とは、日本本土の300km以内に近づいた台風のことを指しています。

【沖縄接近数】
沖縄付近に接近した台風の数です。こちらも、沖縄・奄美地方の300km以内に近づいた台風のことを指しています。

それではここからは、先ほどの表から読み取れる台風の多い時期を見ていきたいと思います!

8月~9月が最も多い!

日本で台風の一番多い季節は、8月~9月です。この時期は、平均で1ヵ月当たり約2個の台風が日本に接近または上陸しています。

約半月ごとに日本のどこかに台風がやってくる計算です。まさに、台風シーズンといった感じですね。

7月、10月もそこそこ来る

7月と10月もそこそこ来ます。この時期は、平均で1ヵ月当たり約1個の台風が日本に接近または上陸しています。

ひと月に1回くらい台風が来る計算になりますから、まあまあの数が日本に来ていますね。

5月、6月はたまに来る

5月、6月もたまに来ます。この時期は、平均で1ヵ月当たり約0.3個の台風が日本に接近しています。

3年に1回くらいは、この時期にも台風が接近する計算になりますね。

ただ、この時期には接近はするものの、上陸までする台風はほとんどありません。

11月、12月、4月はごくまれに来る

11月~4月の間は台風は台風が来ない時期になりますが、11月・12月・4月はごくまれにですが沖縄には台風が来ることがあります。

本土に関しては、この時期に台風が来ることはよほどのことがない限りありません。

1月~3月は全く来ない

1~3月は、沖縄を含め日本の全ての地域へ台風の接近はありません。

この時期は、台風に関しては心配いりませんね。

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8月~9月に台風が多い理由

前章で、日本に来る台風は8月~9月に多いことをお話ししましたが、ここからはなぜ8月~9月に多くの台風が日本に来るのかについて説明したいと思います。

その理由を分かりやすく図で表すと、下記の図のようになります。

台風の多い時期

それでは、その理由についてここから更に詳しく解説していきます!

そもそも台風の発生数が多い

一つ目の理由は、日本に来ないものも含めてそもそもの台風の発生数が多いことです。

台風は年間を通していつでも発生する可能性があり、年間で20~30個の台風が発生していますが、8月~9月は年間で最も多い、1ヵ月当たり平均5個もの台風が発生しています。

これは、台風が発生するためには暖かい海水が必要になるのですが、北半球で最も海水温が高くなるのがこの時期だからというのが理由です。

日本付近の海水温が高い

二つ目の理由は、台風の通り道となる日本付近でも最も海水温が高くなることです。

台風の勢力を維持するのにも暖かい海水が必要になりますから、8月~9月は日本へやってきても台風が弱まらずに台風としての勢力を維持できるのです。

そのため、日本のはるか南で発生した台風も、消滅せずに日本にやって来るのです。

太平洋高気圧のふちが日本付近にある

三つ目の理由は、夏の日本の天気を支配する太平洋高気圧のふちが日本付近にあることです。

台風は低気圧の一種になりますが、低気圧は高気圧の中に入れないと特徴があります。そのため、低気圧である台風は高気圧のふちを回るような進路を取ります。

そして夏の日本は、大きな高気圧である太平洋高気圧に覆われています。

梅雨明けからお盆ごろにかけては、この太平洋高気圧が日本をすっぽりと覆いますので、台風は近づけません。

問題は、お盆明けから9月ごろにかけてです。この時期は、太平洋高気圧の勢力が弱まって、ちょうど日本付近が太平洋高気圧のふちになってしまいます。

台風は高気圧のふちに沿って進みますから、そのふちとピッタリ一致している日本に台風がやってくるのですね。

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台風の個数に関する記録

最後に、台風の個数に関する記録をお伝えしようと思います。

統計が始まった1951年から2018年までの期間においての、年間発生数、上陸数、接近数の最多・最小記録と、都道府県別の上陸数ランキングです。

年間発生数

  • 最多=39個(1967年)
  • 最小=14個(2010年)

年間上陸数

  • 最多=10個(2004年)
  • 最小=0個(2008年ほか4回)

年間接近数

  • 最多=19個(2004年ほか2回)
  • 最小=4個(1973年)

年によって、台風の発生や上陸の数が全然違うことが分かりますね!

この中でも2004年の年間上陸数10個という数は突出しており、「2004年の台風集中上陸」と呼ばれています。(2位は2016年ほかの6個)

都道府県別の上陸数ランキング

  • 1位:鹿児島県(41個)
  • 2位:高知県(26個)
  • 3位:和歌山県(24個)
  • 4位:静岡県(20個)
  • 5位:長崎県(17個)

都道府県別でみると、やはり鹿児島・高知・和歌山といった台風が多そうなイメージの県が上位にきていますね。

その中で意外なのは、4位の静岡県でしょうか。

しかし、東海や関東地方太平洋側の上陸数は思いのほか多く、7位には愛知県(12個)、8位には千葉県(8個)がランクインしています。

まとめ

以上で、日本に来る台風が多い時期についての話を終わります。まとめると、下記の通りです。

  • 台風が一番多い時期は、8~9月!
  • 7月と10月も要注意!
  • それ以外の季節はほとんど来ない
  • 年間最多上陸数は、2004年の10個
  • 最も上陸しやすい場所は、鹿児島県!

台風の多い時期を見ていると、やはり日本は台風の良く来る国なのだなと改めて思い知らされました。

旅行やイベントなどのときに台風が来たら大変ですから、台風の多い時期のことも頭に入れてそれらの計画を立てたいですね!

また、台風の他にも気になることについては別ページでもお話していますので、良かったらこちらにも遊びに来てくださいね(^^)

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